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2017年02月10日00:16

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さみぃ〜〜!

日本海と本州南岸にある低気圧の影響で、近畿地方では9日未明から山間部を中心に降雪を観測した。平野部の市街地で雪が降った地域もあったが地上の気温が下がらず、まとまった雪は観測されなかった。大阪管区気象台によると、9日夕方から冬型の気圧配置が強まり、本格的な雪になる見通し。

朝晩は冷えるこのごろ、「どうもおしっこが近くて」とか、「就寝中にトイレに起きるようになった」という方が外来に多く来られます。

そもそも日本人は就寝中(夜中)に何回トイレに行くのでしょう? 統計を見ると50歳以上の方の過半数は、夜中に1回はトイレに行きます。だから、夜中1回というのは、中年以上では「標準的」と言えますね。私たち泌尿器科医は、夜中に3回以上トイレに起きるのを「夜間頻尿」と呼んでいます。頻尿とは、トイレの回数が頻回であることの医学用語です。

 夜中1、2回起きるだけでも眠りが中断されて、翌日ぼんやりしてしまいます。3回ともなると、大変つらい。では、この夜間頻尿の方はどのくらいいるのか−−というと、70代の男性で30%くらい、女性では15%くらいでしょうか。多くの人が悩まされているのです。

高齢者の夜間頻尿は寿命に関係する

 「おしっこの回数が多いのは不便だけれど、老眼と同じで体に悪いわけではないでしょう」と思われた方もいるかもしれませんね。ところが、夜中のトイレの回数は高齢者の方では寿命に関係するのです!

 北欧での有名な研究で、高齢者の集団を4年間追跡したところ、夜間頻尿の方はそうでない方よりも、なんと2倍多く亡くなっていた、という衝撃的な結果があります。つまり、夜中にトイレに行く回数が少ないほうが、長生きするということになります。

 また、高齢の方が夜中に何度も起きてトイレに行くようになると、転倒して骨折する危険性が高くなることが知られています。高齢者の骨折は、肺炎など重篤な状態に陥りやすいです。だから、夜間頻尿の方は治療をするメリットが十分にあります。「年のせい」と言わずに、「転ばぬ先のつえ」と考えてぜひ泌尿器科医にご相談ください。

夜間頻尿は病気のサイン

 一方、若い方ではというと、「睡眠時無呼吸症候群」との関連が注目されています。眠っている間に呼吸が止まる病気です。いびきが大きく、30代なのに必ず夜中にトイレに行く、という方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。さらに、夜間頻尿は他の重大な病気のサインであることも。夜中のトイレは、日中よりも尿量が少ないのが普通です。しかし糖尿病、心臓病、腎臓病があると、夜中の尿の回数のみならず、尿量が多くなってきます。
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