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2017年02月05日11:21

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言霊的発想

■軍事研究「反対」大多数=防衛省資金提供に懸念―学術会議公開フォーラムで科学者ら
(時事通信社 - 02月04日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4417293

 この会に参加した科学者達は、
「軍事を研究するから戦争が起こる。そんなことを考えなければ、戦争など起こらない」
 と考えているから、反対しているのでしょうね。まさに言霊的発想です。平和平和と念仏のように唱えていれば、戦争は起こらないし、戦争のことを考えたくもない。
 でも、本当に平和を望んでいるのなら、例えば、風邪を根絶したいと考えるのであれば、風邪のことを研究することが大事であるように、戦争を根絶したいと思うならば、戦争を研究することが大事なのです。

 司馬遼太郎は、生前にこのようなことを言っていました。

「戦後は、軍事に触れるだけでも具合が悪いという、細菌恐怖症のような気分が、ずっと続いています。現実を直視しない平和論は、かえって恐ろしいですね。外国、例えば中国では、科挙の試験に受かった人が、軍の指揮を執ります。その際、孫子の兵法くらい読んでおかないと、具合が悪いことになる。どの国でも、それが知識人の常識なのに、日本だけは、戦後軍事はいかんというような議論ばかりしてきたでしょう」
「この国のかたち 四」

 日本は確かに平和だったけれど、外国では毎年のように、何らかの紛争・戦争が起こっています。それが現実です。ぼくだって戦争は絶対嫌です。しかし、その現実を見つめ、戦争を研究する事が大事だと思っています。
 それに近年の中国や北朝鮮のことを考えると、やはり軍事についての研究は必須だと考えています。
 それとも日本の自称・平和主義者達は、日本さえ平和であれば、外人はいくら死んでもいいと思っているのでしょうか。
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