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2017年02月04日15:26

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3月のライオン

3月のラインの原作を読んだ。
正直オレはこの作品が嫌いだった。
実際3巻迄は全然面白くなかった。
でも4巻で島田が出てきて三姉妹の次女が虐められ始めた辺りから途端に面白くなってきた。


この漫画は将棋マンガじゃない!って人がいるけど、将棋マンガだ
でも【将棋が面白い漫画ではない】という事確定した。


だって俺が面白いと感じているのは【将棋をさしている人間とその周りの人達のドラマだから】
そして【それこそが面白い漫画なのだ】


グラップラー刃牙の作者板垣先生はこういった


刃牙が終わったら若しかしたら格闘漫画以外の漫画を描くかもしれない
SFかかもしれないしラブロマンスかも知れない、
どんなジャンルの作品を描くかは分からないけど、どんなジャンルの作品でも描きたい事は1つなんです。
それは【人間を描くという事】


サッカーでも
野球でも
恋愛でも
格闘でも
冒険でも


【それを行っているのは人間なんです】
つまり【魅力的な人間が描かれない作品はどんなに詳しく分かり易い内容でも読者は絶対についてこない】
だから【何を描くかという事が問題なのではなくどう人間を描くかという事が大事なんです】


この言葉を聞いてから、僕は人間を見る様になりました


犯罪でも
恋愛でも
冒険でも
バトルでも
ヤクザでも


今迄いろんな漫画を観たけど【きちんと人間が描かけている作品にハズレはありませんでした】


逆に


作画だの
萌えだの
エロだの
デスゲームだの


設定やその他の要素にばかり固執した作品は【話題作や人気作でも駄作ばかりでした】


まぁこの3月のライオン、名作とまではいいませんが恐らくは傑作です。
ただ初っ端から面白いわけではなく徐々に面白くなっていくジェットコースター的な作品なので、面白くなる迄ある程度の忍耐は必要だと思います。


因みに4巻迄読んで面白く無かったらもう面白くないと思います。
僕は1〜3巻読まなでい4巻から読みましたから
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