割と時間にゆとりがある今の時期は読書もはかどります。今日は高柳和江さんの「笑医力」という本を読みました。
高柳さんは「笑い療法士」の育成にかかわっているお医者さんで、病院を笑いにあふれる場にしようと活動されている方です。健康にもよい笑いということで「笑医」を推進しています。「笑医力」はエッセイ風で大変読みやすく、一日で読むことができました。
この本でも、脳梗塞で呼びかけに反応がなかった方にちょっとした褒め言葉をかけ続けた結果病状が改善したケースなどが出てきます。人の尊厳を認めてもらうことでおどろくべき生命力を発揮するというのは真実なのかもしれませんね。
高柳さんは、笑いと言ってもコメディの笑いではなく、自分を大事にしたり、人の良い面を見ることで生じる笑いを大事にしているようです。
翻って自分を省みると、僕は自分にも他人にも厳しすぎるかなあと思うことがあります。特にジャグリングや大道芸に対してちゃらんぽらんな態度をとる人には厳しくあたりたくなりますし。そのような性格を少しは見直し、大らかな笑顔を心がけることも必要なのかもしれません。
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