mixiユーザー(id:2596031)

2017年01月27日22:52

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RE:プラモガイド1970

少子化に歯止めかからず、2016年の年間出生数初めて100万人下回る
 第二次大戦後、1947年から1951年に掛けてベビーブーム期に誕生した世代人口は
約1,100万人に上り、団塊の世代と言われています。人口動態調査で出生数が最も多
かったのは1949年の269万7000人ですが、国産初のプラモデルの発売は1958年、少年
週刊誌の刊行が1959年なので、模型と漫画の昭和二大少年文化は団塊の世代と共に
育ちました。団塊の世代が出産適齢期に達した第2次ベビーブームの1970年代の1973
年の出生数は209万2000人、団塊ジュニア世代が学齢期に達したのは1980年代、団塊
ジュニア世代を直撃したのは正にガンプラでした。スターウォーズ、ET、ブレード
ランナー等、後世に影響を及ぼす映画も1980年代に公開されました。時代は東西冷戦
が華やかな頃、書店には米ソ驚異のメカニズムを載せたカタログ本が並び、模型店に
はガンプラばかりで無く、戦闘機、艦戦等、兵器のプラモデルも並んでいました。
 当時は「何処に行ってもガンダムばかり」と嘆く方もおられましたが、模型が盛ん
な時期は1980年代までだった様に思えます。

 昔話ならBlogに書く所ですが本文を上げると物言いが付くので、あえて閉鎖系だけ
に書きます。全頁を見たい方には個別に応対します。
表紙だけならパブリック・ドメインで通りますが、Google Booksでは無いので広告はアウト
です。

 マルサンが倒産する前に街の模型店が扱っていた模型用塗料のシェアの殆どは、
マルサンのプラカラーが占めていましたが、現在のGSIクレオスの様な特色は無く原色
だけでした。有名模型店はピラー商事から発売されていた特色塗料を扱っていました
が、レベルカラーが出回る頃には市場から消えました。
 東京都内の有名模型店、ステーションホビー、ポストホビーも、神保町に在った
航空、軍事関係の洋書店「ライト航空」も今は有りません。一介の高校生が都内の店
をハシゴ出来たのは、小遣いに余裕が有る時だけでした。当時は外国の航空機の情報
を得るには洋書を当たるしか無く、学校の授業すらおぼつかない高校生は英語辞書と
首っ引きで読み取っていました。
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