吉田温泉で湯治した時に印象に残った場所をレポート第二弾。
今回は
矢立エリア。
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日本三大車窓の見える矢岳エリアは吉田温泉からすぐです。
真幸(まさき)駅」(宮崎県えびの市)
↓ 肥薩線 日本三大車窓
「矢岳駅」(熊本県人吉市)
この肥薩線には並行して舗装林道があるので、
まずはバイクで視察。
国道267号線の人吉側から南下すると
大野渓谷の案内板があったので、広い駐車場にバイクを停めて
「鍵掛の滝」まで歩くことに。
昔はちゃんとした遊歩道だったのだろうと思われる廃道を750mほど歩きました。高低差が厳しいうえ足元も悪く、ちょっとした登山です。
思った以上にハードで、ひとりだったら心細くて絶対に行かなかったけれど、今回はshowGo_mxさんが同行なのでラッキーと三人でどんどん突き進んでいきました。
落ち葉が怖いラッキーは時々「だっこ」をおねだりしたので、4キロ弱のラッキーを抱えての登山。
あまりにも手入れされていない登山道に「うんとしょぼい滝だったりしてね。期待しない方がいいね。」とshowGo_mxさんが言っていたけれど、滝はすごく私好み。
苔むした感じが最高。神秘的でまるでジブリの世界。感動しました。
帰り道もすいすい歩く私に対してshowGo_mxさんは「疲れるな〜。」というので笑ってしまいました。
彼は百名山を歩く登山好き。そんな彼よりも健脚になったのかな?と思うと大事故で右足切断の危機を完全に乗り越えた〜と思わずガッツポーズ。
バイクに戻り、さらに林道を南下すると肥薩線で最も標高の高い「矢岳駅」に出ました。ここまで、地図上では線路と並行しているように見えるけれど、ほとんど線路は見えません。
昔、走っていたSLも展示されています。
もう少し南下すると立派なキャンプ場や展望台のある矢岳高原に出て、そこから県道408号線を20分ほど下がると吉田温泉に戻ります。
翌日は昨日バイクで走ったのとは反対ルートで、いよいよ観光列車に乗り込みます。
行き しんぺい号
真幸駅 12:07発
↓
矢岳駅 12:27着 12:32発
↓
大畑駅 12:49着
矢岳高原からの景色を楽しむため、列車がしばらく停止するサービスも。
制服の女性乗務員が乗っていて、ガイドの放送もあり。写真撮影などにもつき合ってくれます。
矢岳駅では5分ほど停車するので、乗客は列車から降りてSL館を見たり写真を撮ったり自由に観光できます。
昨日バイクで訪れた場所だけど、やっぱり駅舎にはバイクより列車の方が似合いますね。
もう一つ先の
「大畑(おこば)駅」はループ線の中にスイッチバックがある日本唯一の変わった駅なので、ここで下車することにしました。
ワンマンなので、スイッチバックするたびに車掌さんが前後の車両を行ったり来たりします。
駅舎には名刺がたくさん張られていました。
ここに名刺を張ると出世するというジンクスがあるそうです。
帰り いさぶろう号
大畑駅 13:44発
↓
矢岳駅 14:10着 14:15発
↓
真幸駅 14:30着
行きと同じ車両だけど名前が変わります。女性乗務員もさっきと違う人でした。
真幸、矢岳、大畑駅ともに無人駅なので、運賃は車内で支払いました。
真幸駅〜大畑駅までの往復運賃は¥740
普通列車よりゆっくりゆっくり走る趣のある列車に乗って大興奮でした。
ちなみに、真幸駅はその駅の名前からも観光客に大人気です。鳴らすと幸せになるという鐘もあります。
肥薩線観光列車の案内
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/isaburou_shinpei/
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