mixiユーザー(id:1536127)

2017年01月25日20:25

172 view

修理

 下の倉庫付近には色々な物が落ちている。事故でもあったのかフロントフォークが曲がり、前輪がポテチの様になった快速自転車が落ちていた。勿論鍵も付いている。一週間程観察してみたが全く動きが無い。今どき捨てるのも金がかかる。仕方ない、拾得物として警察に届ける。持ち主が居れば警察から連絡が行くだろうし、持ち主が現れなくても警察で捨ててくれるだろう。そして3ヵ月。以前、父の知り合いの所から貰って来た自転車を見て気付く。…こいつのフロント廻り移植すればあの自転車直るんじゃね?落ちてた自転車は6段変速車だったのである。取り敢えず貰って来るか。警察署に入った瞬間停められる。何?シートベルト検問絶賛開催中だったらしい。「警察署来るのに違反状態で来る訳ねぇだろ!頭冷やして考え直せ!」あ〜危なかった。さて、会計課の窓口へ行く。防犯登録から電話したが使われていません。手紙出したが転居先不明だったとの事。軽トラに積んでもらって帰る。さてと、2台並べてみる。フォトサクっと入れ替えりゃいいか。普段が単車や車弄っている元自転車屋なので工具は充実している。ハンドルを外しフロント廻りをバラす。フォトありゃ?ハンドルも曲がってら。グリップ抜くのが面倒なんだよな。一応ベアリングにはグリースを塗り組み立てる。ポテチホイールのハブダイナモが勿体ないのでリムを組み替えようかとも思ったが、考えてみれば乗るのか?俺。今回は見合わせる。苦労してグリップを抜きハンドルを差し替える。ブレーキワイヤーの長さはその内合わせよう。フォト変速ワイヤーが駄目になっているのでホームセンターに偵察に行く。600円位するらしい。自転車自体は3万円である事が判明する。…まあ、捨てるだろうな。今時修理して迄乗る人は居まい。寂しい世の中である。ワイヤーは高くて買えなかったのでスゴスゴと戻る。残った部品でもう一台も組み上げ、作業終了。序にゴミを燃やし始める。暖かい。何せ今朝方は花瓶の水や台所の洗い桶の水が凍っていた位である。マイミク太田屋さんではないが温暖化とか宣っている連中に一言申し上げたい。それにしても暖かいなぁと火に当たる。と、突如、ドンッ!と何かが爆発する。加熱した鉄片か何かが腹部に飛んで来る!ドスッ!うげっ!一瞬息が止まる。痛ってぇ〜、何だ一体?腹部を見る。と、ああっ!昨年頂いた軽くて暖かい一番良い防寒着に穴が開いている!フォトフォト我が家では陸軍の飛行服の次に暖かい最重要防寒着である。どうするのこれっ!?すでに半狂乱なすなぎも。切なさに焚火に水ぶっ掛けて家に急行する。どうしよう…考える。そうだ!普段使っていない頭巾があった!付属品の頭巾も貰ってあったのであるが、ついぞ使う事が無かった。許せ、頭巾。同じ布地なので此処から切り出す。ミシンを出して来て継ぎを当てる。フォト…遠目には判ら無いだろう。これからは焚火の時には爆発物に気を付けようと心底思ったのであった。
7 12

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する