Twitterにあるハッシュタグが展開されている
「あなたにとって思い入れのあるアニメを紹介」
…う〜ん悩む。
80年代とかから上げようにもるーみっく好きとして
サンデー全盛の時代もあったし
かと言って今に繋がってないとそれはそれでと思うし
名が出るだけで「ああ、アレね」という稀代の傑作だと
評論が出過ぎててそれもどうかなと
まぁ思い入れに尽きるんでそういう評価事を
いちいち気にしていてもどうかとは思うのですが
候補を紹介
・AIR（2005〜06）
※初めてハマった深夜枠。本放送はBS-i（現BS-TBS）。地デジ移行黎明期だったな。
・ひだまりスケッチ（2007〜13 原作は継続中）
※愛してやまないエロゲブランド『ねこねこソフト』の活動休止後の拠り所
この年のシャフトは
ひだまり・さよなら絶望先生・efとクリエイティブ的にその後の日本アニメに
欠かせない人材が多数出入りしていた。
蒼樹うめ・芳文社・劇団イヌカレー・新海誠などなど
新人／エロゲ屋� 診笋譴短辧織┘蹈臆悪◆真型誉菁擇砲靴洞睚�使い／チョーさんと
当時としては通好みのキャスティングで「シャフト声優」という言葉もあったなぁ。
化物語シリーズ・まどかマギカの源流でもある。
2012年頃からは何かと体調の戦いになってて
（エロゲ屋�∝姥局臓ΔΔ甬挈棔Χ睚�使い事実上の白血病）
2015年には永遠になってしまったなと。
吉野屋先生は誰も出来んべ
・CLANNAD（2007〜09）
※伝説の作品��
原作はみきぽんが退社したり
麻枝くんが精神疾患で下痢が止まらなったり
涼元くんが出社拒否したり
あげくお手伝いの魁くんがGSXR盗まれそうになって刺されたり
スクリプトも麻枝くんがやりたい放題やってデバッグに9か月かかったりと
とにかくギャルゲとしてむちゃくちゃ手のかかった作品。
実は川上とも子最後のレギュラー作品でもある。
とも蔵のラストシーンがアニメ史上でも屈指の神シーンでなぁ…
・ヨスガノソラ（2010）
※伝説の作品��
feel.スタッフがやりたい放題やったら
AT-Xにも東京都にも原作舞台の栃木県にも怒られた作品
詳細は以下に
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951193091&owner_id=13791811
・アスタロッテのおもちゃ（2011）
※サトジュンイズム継承のエンカレッジフィルムズ×武蔵関時代のディオメディアが作った
変にシリアスにならないのにエロそうで泣ける不思議なアニメ。
（そもそもディオメディアの武蔵関作品はシリアスがないことに定評があった）
エロを強調しようとすると何かとシナリオはシリアスになるもんなんだが
（私生児描写や権力闘争描写があったりとすんごくシリアスになる要素はたくさんあるのだが）
この作品にはひとっっっっっつもそうなる場面はない。日常があるばかり。
とにかく不思議なアニメ。
・gdgd妖精s1期（2011）
※これをアニメといっていいのか悩むが、CGにプレスコでアドリブを当てるスタイルの
斬新なアニメ。意外と低予算。
gdgd自体はこの後低成長だったが、声優のアドリブ力は
この後agqrやニコ生の伸びしろに繋がっていく
・シンフォギア1期（2012）
※アニメの基本である作画が当時としてもイマイチで
当時は矢面として「コケる筆頭」「クソアニメ」と揶揄されていたが
それを凌駕して余りある原作の熱量で数々の「適合者」を生んだ
ワイルドアームスの事実上の後継作品。
まどマギ以降の数作品がやや伸びしろとして弱く
ややもすると一発屋評価が下されそうだった悠木碧が
鹿目まどかで終わらなかった事を証明した作品でもある。
（某長身のあきちゃんは唯いｋおいなにをするやめr）
・あいまいみー1期（2013）
※この作品で初めてアニメにシュールさを求めるようになる。
それ以前のカブトボーグやジュエルペットサンシャイン
以降のファンタジスタドール・てさ部・弱酸性ミリオンアーサーなど
いわゆる「ギャグアニメ」が地上波の「お笑い」を超えたと思った初めての作品だった。
特に6話
ただ、実はシュールギャグって難しいんだよねぇ。
汎用性・一般性があってこその異質さなんで。
2期の評価が微妙なのはそのため。
・ワルブレ（2015）
※伝説の作品��
本社が艦これ・ファフニールで、武蔵関別班が地球防衛軍で忙しかった時に
・コメットすら起用出来なかった明らかに人材不足の作画
・人気処としてとある飛空士以降で評価が微妙だったプチミレを中心にキャスティング
・この頃にはすでに食傷気味になっていた戦闘系ラノベ原作のラブコメ
アニメ史上でも屈指のマイナス要素だらけのこのアニメ
しかし演出に関しては作画のマイナスですら
プラス要素に変えてしまうほどの完璧なスクリプトで
なぜか資金量豊富な艦これより評価が上がり
「神クソアニメ」の称号を賜ることになる
まぁ武蔵関班はその後空戦魔導士やマヨイガで多数負債を増やし
ディーンさんとこに頻繁に出向することになるんですが…
・ふらいんぐうぃっち（2016）
※J.C.STAFF二軍と言われていた「桜美・山川班」の
（一般には長井・錦織・桜井班が一軍と評価されている）
特に監督としての評価が低かった桜美かつし監督のまったりアニメ
正直期待はしてたが実家舞台（弘前ですが）なんで「なんもせんでくれ」と願ってもいた。
作品の好評以降、桜美かつしは「リアル木下監督」と言われていたな
（SHIROBAKOの木下監督は6年間アニメ監督をやってなかった設定。彼は5年）
この作品以降、コケティッシュなカットが他社作品でも若干増えた印象がある。
変に強調しないが明らかにアングルを狙った胸・尻な作画とか
見えそうで見えないスカートアングルとか
こんなとこかな？他にも
ARIAシリーズ（2005〜17 まっっっっっったりアニメ。茅野の礎）
侵略イカ娘。（2010〜14 金元寿子の初期にして代表作）
モーレツ宇宙海賊（2012 着眼点アニメ。氷菓・ガルパン・魔弾が好きなのはそのため）
俺ツイ（2014 ガガガアニメ� �AIC再出発アニメでもある）
SHIROBAKO（2014〜15 専門性の高いアニメ� �こういうアニメも若干増えた）
下セカ（2015 ガガガアニメ�◆�石上・小林の初期作にしてまつらいさんの遺作）
ばくおん（2016〜 専門性の高いアニメ�◆�視聴層のアニメ好きの少なさたるや）
などなど
まぁ総合評価として一番思い入れがあるのは
ひだまりスケッチだろうなぁ
その源流にあるONEというエロゲがもたらした
1次・2次の創作により数々の文化が生まれたが
2次のひとつである第1期のねこねこソフトは後に有名になる有能なクリエイターがたくさんいた
佐藤ひろ美（当時は上京後の初仕事以降結核となったりしてた）
蒼樹うめ（当時は壁サーのひとり。戦友は今でも壁サーやってる）
籐野らん（歌は壊滅的だが絵の上手い今や大声優。事務所では落ちこぼれ）
狩奈まえ（当時はモデル兼用。籐野らんのツテか同じ事務所に移籍）
上松範康（当時は講師兼用。後に独立）
木緒なち（04年入場。同人で批評チームを立ち上げ。ロゴデザインとシナリオを兼務。）
ここが源流となった作品は数多い
佐藤ひろ美→株式会社S設立（新田恵海・蒼井翔太を輩出）
上松範康→Elements Garden設立
（数多くのアーティストに楽曲を配信。うたプリ・シンフォギアの原作も手掛ける）
籐野らん→表名義で涼宮ハルヒの憂鬱・シャフト系（ひだまり・絶望先生・荒川・まどマギなど）
らっきーチャンネルで「ゴットゥーザ様」という秀逸なオチをかましてたな
まぁこの頃から多忙で通院してなかったんですが…
狩奈まえ→事務所移籍後「青山ゆかり」と名義を変更。エロゲで数々の伝説を作る
でも個人的に好きなのは「パチンコLAB」
木緒なち→同人時代に知り合った蒼樹うめの一般初連載作品ひだまりスケッチの
校正・ロゴデザインを手伝ううち、芳文社作品数作品の校正・ロゴデザインを担当
校正作業が軌道に乗ってから
校正・ロゴデザイン会社「KOMEWORKS」を立ち上げ。
以上の流れから少なくとも以下の作品には間接的でも関わっていることになる
涼宮ハルヒの憂鬱／アクエリオン／らき☆すた／絶望先生シリーズ／ラブライブ（直接の出演）
ごちうさ（アニメロゴ含む）／NEWGAME（直接のロゴデザイン）
まどマギ（直接のキャラデザイン）
ひだまりシリーズ／うたプリシリーズ／シンフォギアシリーズ／グリザイアシリーズ／フォーリズム（原作）
実は楽曲提供も入れると「咲」「なのは」「犬日々」「ホワルバ」とか出てきてキリが無いので割愛
もはやねこねこ源流は恐ろしいなあと。
10年たって成功してるクリエイターはほんの一握り。
みんながみんな成功したわけではないが
それでもみんな著名になったってのは素晴らしいなと。
ひだまりからのリリース組も当時としてはそれなりのメンツを使ってて
当時は81新人の元ローカルタレント阿澄佳奈
81としては西村ちなみからの流れをくむ先輩松来未祐
（81って先輩後輩の流れが絶妙に後輩の呼び水になったりするんだよ。いい先輩だった）
後に掛け合いが絶妙にハマるチョーさん（たぶん1番著名だった）
ギャラエンで一躍人気声優になった新谷良子
沢城・福圓・桑谷・釘宮
（くぎは当時爆発的に人気だった。くぎ世代→日笠世代があるから今のアイムがある）
水橋とむらこにとって名前が前面に出たのは良かったのかどうかは分からんが
結果としてみんなあぶれることなく最終話まで続いていく
だからこそ5期の実現性がなぁ…
商業として7000枚確実の作品でありながら
うめ先生も体調崩して原作はやや遅筆気味なこともあるが
むらこはともかく（最近薬の量が増えたそうだが…）
普遍性という意味合いで物語の根幹を担うはずだったまつらいさんが
物理的にいないってのは致命的だよなぁ。
脈絡なくキャスティングもしづらいだろうし何より視聴者には思い入れがある。
全員総入れ替えの全く違うキャストならとは思うが
原理主義的な見方からすると違和感のないキャスティングは難しい。
そういう意味合いではクリカンのルパン三世はよくやってるとも言える。
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