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2017年01月13日09:39

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K-01 と FA28-105pz

 リサイクルショップで FA28-105/4-5.6pz を見つけてしまった。このところ常用している便利ズーム Tamron28-105/4-5.6 とほぼ同スペックだが大きく重い。 Takumar-F 28-80 が意外に良かったので「もしかしたら」と 500円で購入。 

 とにかく重い。0.5kg オーバーは私の感覚では限界に近い。どうもあまり使ってもらえなかったレンズのようで、58mmの綺麗な純正Fキャップが付いて PowerZoom のスイッチも無事だった。K-01 のマウントにも pz対応接点があるのだけど、何故か pz は使えない。どうやらペンタックスにも超音波AFのレンズがあって、現在はそれ用に役割変更されたらしい。

 余談だけど、Kマウントはフランジ面に接点が並んでいてコストを押し上げている。この手の接点の行き着く先はシリアル通信だと思うけど、それまではこの負担を続けなければならない。サードパーティにとっても有り難くない仕様だろう。 Kマウントの未来がどうなるのか知らないが、いつか全く新しいマウントに移行する時は、是非パテントを公開してユニバーサルマウントにして頂きたい。 Linux で動く一眼があったら面白かろう。

 撮ってみるとタムロンそっくりで exif を見ないと見分けが付かない。ボケの傾向も良く似ていてちょっと崩れるようなボケかたをする。FAは普通のレンズ、タムロンは非球面& IF なんだが、この手の高倍率はみな似たような描写になるのだろうか。ただ細かく見ると FA は白いニジミが解像感を削いでいて、タムロンの方がシャープに感じる。逆光に対してはタムロンがフレア、FAはゴーストが出ることが多く、どちらもいまいちだった。

 一番の違いは近接撮影。 K-01 の AF のクセだと思うが、白いニジミの出るレンズはクローズアップで後ピンになる。タムロンなら普通に撮れる花が FA では必ず後ピンになった。マニュアルでなんとかピントを合わせても解像度が出ない。1週間ほど付けっぱなしで色々撮ってみたけど、結局小型で軽量で AF が速いタムロンに替えてまで使うメリットはひとつも無かった。うーむ。
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