日ごろ私が大変お世話になっているFEELSバンマスが富士スピードウェイで行われるレースに出場するという。
正式名称を「2017FSWママチャリ世界耐久選手権富士7時間耐久レース」。
要するに「ままちゃりグランプリ」。
富士スピードウェイは大好きだしとにかく見に行くことにした。
でもなにしろ寒いことが予想される。
そこでユニクロに行って通称「暖パン」と「極暖」のシャツを買い、通販でさらに防寒用のオーバーズボンも買い、ずっと持ってるけどあまりにフカフカで着たことがない暖かそうなコートも持って車を走らせた。
朝七時にはラジオ体操をするらしいのでそれに間に合うようにと午前3時40分に出発。
予想はしてたけど道はガラ空きでうちから10分で鶴岡八幡宮、20分で江ノ島、30分で茅ケ崎に着いてびっくり。
飲み食いしながら行こうと思っていたがそれどころではなくひたすらハンドルを握っていた。
50分で国府津に着き国道246線をめざす。
246は渋滞の思い出しかないがこの日は大型トラックがビュンビュン走っていて私も必死に走る。
さらに246を下りて街灯もない真っ暗な道を走っていると目が光った。
「ああ、人だ」と思ったらそうではなくてでっかい角が生えたオスの鹿だった。(笑)
ナビが「あと4キロ」って言っているけど目の前はサブゲート。
そこから入場した。
5時半到着。
駐車場からピットは遠いので歩く。
真っ暗だ。
が、歩いているうちにだんだんと夜明けの気配が・・。
このテントで入場料1,000円を支払ってリストバンドをもらう。
パドックに行ってまずびっくり!
なんか過密なキャンプ場になってる!
ここでもらったプログラムを紐解く。
素人がやってるのかと思ったら「CYCLE BASE asahi」っていう大きな自転車屋さんが主催しているのだった。
プログラムはWEC世界耐久選手権のパクリ。
ロゴもそれっぽい。
ちゃんとトヨタTS050やフェラーリ588も書いてあるし。
カラーの20ページ以上にわたる素晴らしいプログラムだ。
参加する1200以上!のチームもみんな出ているし。
アトラクションとしてスーパーフォーミュラのデモランがあり、小林可夢偉選手、石浦選手が走るそうだし、ゲスト解説は今宮純さんだ。
そうかと思うとこんな記載も・・。
救急救命戦隊
首領戦隊シキルンジャー、指令戦隊シャベルンジャー、万能戦隊パシルンジャー、救急戦隊スクウンジャー・・・などまだまだある。
興味深いイベントだ。
ピットに到着。
さらに驚いたことにピットの中は人でいっぱいで、寝ていたりコタツに入ったりうどん食ってたり・・・。
自転車が見当たらない。
実は8年前にここで行われた自転車レースを見に来たことがあって、その時はピット内が自転車や部品、機材でいっぱいだったのでそういうものかと思っていたのだ。
第5回フレンドシップサイクルフェスティバル in 富士スピードウェイ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1217941196&owner_id=12400200
敷いてあるブルーシートをかき分けてチームの居場所にたどり着く。
みんな眠そう。(笑)
こちらFEELS平尾隊長。
本日のゼッケンは385だ。
そして紅一点、本日のレースクイーンのTOSHIKO隊員。
普段は有能なベース弾きである。
ラジオ体操が始まる。
予想通りだけどスタンドには誰もいない。
これ、スーパーの駐輪場ではありません、競技車両のパルクフェルメ(車両保管)。
なんつーかそこいらの駐輪場となんら変わらず。(笑)
我がチームの車両。
アルミ製なのだそうだ。
さすがFEELSバンマス、スポンサーをとってきた。
それも左右別々、2社だ。
本番前の緊張感・・は感じられない。
感じるのは眠気かな?(笑)
その中ひとり気合がはいるササキ隊員。
景気づけに記念写真を撮る。
スタート前のコースに出ると変なのがいるいる。
人とままちゃりでごった返していた。
第一走者はFEELSバンマス。
気合を見せる。
膝にはバンテリン。
バンテリンと言えば昨年のスーパーフォーミュラの中嶋一貴のマシンのスポンサーはたしかバンテリンだ。
そしてこのチームは目を引いた。
すごいぞ(有)山田土建!
まあ空力及び重量でかなり不利になるんだけどパフォーマンス賞もあるらしいのでそれ狙いだな。
すごくよくできてた、本気が見えた。
まだだいぶ時間があるから車に忘れ物を取りに行く。
するとこんな看板が。
やっぱり出るのだ。
レース中にも今宮純さんが「昔の富士スピードウェイのコースには鹿が出たりした。」って言っていた。
振り向くと美しい富士山が!
そんなことそしているうちにスタートに間に合わなくなってしまった。
しょうがないので撮影しようとヘアピンコーナー(アドバンコーナー)を目指した。
すると・・・景色に違和感が。
あれ?コースの中に人がいっぱい!
クルマのレースでは絶対に入れないコースサイドにたくさんの人がいる!
そういうわけで私も行ってみた。
救急車を後ろに見るのは初めて。
お、(有)山田土建も元気にタンデム走行。
なにしろ1200チーム以上が走っていてうちのチームのチャリが見つからないのでとりあえず変わり種を撮影する。
ダイコン。
飛行機
マフラーがなびいてかっこいい。
げー、朝からいやな物を見た・・・。
お、赤べこ・・・。
これ、さっき見たやつだ。
なんていうキャラなのか?
なんて思って見ていたらゼッケン385が通りがかった。
我がチームのササキ隊員だ。
あっという間に通り過ぎた。
だいたいラップタイムが12分なのでそれまではうちのチームの人は来ないから変わった格好のチームをとりあえず撮影。
キリン。
これはいやでも目立つ。
ニワトリ。
手を振ったりして愛嬌を振りまいていた。
お、我がチームのワキムラ隊員がやってきた。
よく見るとあくびしてる。(笑)
う〜ん、カメラマンに気付いているのかな?
いないかな?
やっぱり気づいてないようだ。
淡々と走り去った。
次はトシコ隊員。
通過する間際に声をかけたので驚いていた。
あ、机を運んでる!と思ったらセーラー服の女子中学生が勉強している感じのコスプレ。
どう見てもこれはおやじだよなあ・・・。
お、今度はマモル隊員がやってきた。
他の人より余裕がある。
しっかり挨拶して走り去った。
しかし自分のチームを12分待つのは退屈。
それですることがなくて昼食用にと持ってきたパン3個も10時には食べ終わってしまった。(笑)
しかし富士のコースサイドでパンを食べるなんて信じられない光景だ。
この時間帯になると場内実況ではゲスト解説の今宮純さんが出てきてかなりながいこといろんなことを語ってくれた。
自転車の事はもちろんだけれど、モータースポーツにかなり詳しいアナウンサーの質問に答えて今年のF1はこう変わる・・みたいな話も詳しくしてくれてためになった。
それから初期の富士スピードウェイの話も楽しかった。
お、カトウ隊員がやってきた。
若いだけに余裕たっぷりだ。
カメラ目線。
空気抵抗を減らすため前傾姿勢で去っていった。
ニシカワ隊員がうつむいてやってきた。
空力を考えてか、終始うつむいていたのでこちらには気づかなかったようだ。
こちらはくまモンが逆立ちしているんだろうか?
おやじセーラームーンか?
子供に抜かれてる!と思ったらどうやら親子で走っているようだった。
お、バテて歩いてる。
でもそうではなくて上司に言われてしっかりと宣伝して歩いているようだった。
これ面白かったんだけどちゃんと撮れなかった。
映画館で始まる前に流れる「コピーは犯罪です!」っていうCMに出てくる顔がカメラになっている奴のパクリみたいだった。
ちゃんとお客様たちにあいさつして廻っていた。
これは羽毛が豊富なニワトリ。
この日の私の一押し、こいのぼり
リアスタイルなんかF1マシンを思わせる。
グランドスタンドには誰もいないがレースは熱い!
お、FEELS隊長がやってきた。
今アップで撮ってあげるからね!
あ!邪魔
(笑)
いつものステージほどの余裕はなく去っていった。
次はオオムラ隊員。
なんといってもフルフェイスのヘルメットは本格的。
気付かれなかったかな?
ヘルメットの割にはそれほど速くもなく去っていった。
レースに事故はつきもの。
今回も開始後10分で救急車の出動があり、以後も時々出動していた。
お、目玉おやじだ。
ちゃんとお椀の風呂付だ。
こういうのは走るのが苦しいらしくたいてい一周で引っ込んでしまうので撮影が難しい。
これはガンダム?
乗ってる人もなんだか本格的。
ガチャピンに抱かれたムック?
そろそろ隊員たちも一巡したのでピットに戻ろことにする。
途中見つけたチャリ。
会社の名前と思ったけどそうではないらしい。
チームの場内移動。
分かりやすい。(笑)
パドックに到着。
本日デモラン&お客様と同乗走行するマシンが陳列してある。
これはインタープロト用「KURUMA」
公道は走れないけどサーキットで楽しめる。
たしか1500万円なので買いたい人はどうぞ。
値段が話題になったレクサスLFA。
セーフティーカーのレクサス。
プロレスもやってた。
たしか「沼津プロレス」だったな。
ちょうど始まるところだったのでしばらく見学。
面白かった!
まずは富士スピードウェイのアイドル「クレインズ」がリング内に登場して盛り上げ。
タッグマッチ4人の選手のうち3人がマスクマンていうメキシコみたいな状況。
お客様にアピールする沼津燦々戦士・沼津燦太郎。
試合内容はなんでもありの豪華版。
ヒーロー駿河永悟はお茶戦士カテキングにやられて大ピンチ!
場外乱闘、鉄柱激突も!
:沼津燦々戦士・沼津燦太郎が滞空時間の非常に長〜いブレンバスターをお茶戦士カテキングに見舞う!
みかん戦士寿太郎によるお約束のコーナーからの飛び技!
お茶戦士カテキングのトップロープからのフライングドロップキーック!
3人がマスクマンという事はベビーフェイスが誰だかすぐわかる。
本業は沼津市職員で日ごろはゴミの収集をしているという駿河永悟がお茶戦士カテキングに大技を決めてフォール勝ち。
技は他にもサイドスープレックス、バックドロップ、コブラツイストてんこ盛りでほんとに楽しかった。
クルマのレースでもやればいいのになと思った。
リングアナ、解説も地元名産品を随所に盛り込みながらの絶妙なものだった。
ちなみにホームページはここ
http://www.genki1.net/item/87102/catid/504
で、やっとピットに戻る。
7時間もあるから大丈夫。
さすがみんな疲れは隠せない。
FEELS隊長からうどんをごちそうになった。
みんなでピットレーンに出てピットインしてきたチャリを迎えてライダー交代。
FEELS隊長が乗り込みスタート。
午前8時にスタートした7時間レースも午後3時にゴール。
続々と選手がチェッカーを受ける。
鶏もキリンも重機もみんなちゃんとゴールしていた。
しかしうちのチームの最終ライダーササキ隊員がどこにいるんだかわからずみんなでただ突っ立って待っていた。
やっと帰ってきたササキ隊員。
カメラを向けるとなぜかいきなりやんちゃに。(笑)
ゴール後の記念写真。
良く耐え抜いてくれた385号車。
結果は1200以上ある出場者の中からの276位。
立派なものだ。
高齢の人も多いのに・・・。(笑)
これがトロフィー。
それから写真好きなササキ隊員が撮ってくれた私の写真。
しかしコースに入れると知っていたらわざわざ400mmの重いレンズは持って行かなかったのにと悔やんだ。
次回があったら高倍率レンズで撮ろうと思う。
私はヘアピンでレーシングカーのデモランを撮影するので皆さんに別れを告げた。
楽しい一日だった。
こちらはデモランの写真。
スーパーフォーミュラ 小林可夢偉選手。
インタビューで、普段は火気厳禁のパドックでバーベキューをやっていたので驚いていた。
スーパーフォーミュラ 石浦宏明選手。
インタープロト 中山雄一選手。
ペースカー 坪井翔選手。
いつもは午後になると隠れることが多い富士山もこの日は一日中とても美しく見ることができて幸せだった。
寒さ対策をいろいろしていったけれど結局暑くてセーターを脱いで過ごしていたし、フカフカのコートは一度も着なかった。
来年のために取っておこう。
FEELS隊長に感謝!
みんな完走おめでとう!
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