『甲鉄城のカバネリ総集編』前編・後編
http://kabaneri.com/
2017年一発目と二発目は、『甲鉄城のカバネリ』の総集編を前編、後編と続けて観ました。
スチームパンクでゾンビで和物。
観ないわけがない。
ゾンビものは結構多いですし、昨年も『アイ・アム・ア・ヒーロー』は「日本でゾンビ物は可能なのか?」への答えとして年間ベストに
選びました。
一方、スチームパンクは意外と少ない。
洋画では『ワイルド・ワイルド・ウエスト』が楽しかったですし、邦画ではアニメになって『スチームボーイ』と『屍者の帝国』。
そうなんです、どれも「西洋」が舞台なんですね。
元々、スチームパンク自体が「産業革命期の19世紀末の欧米」が舞台ですし、ニコラ・テスラとかバベッジの階差機関とか、楽し気なあれやこれやがあるせいで「西洋」が舞台なので和が少ない。
そこに来ての「和風スチームパンク」。
イメージ的には「幕末」。
なので、英語が使われていたり、洋装を取り入れたりしてるけど、基本は「和」。
和風スチームパンクいいですね。
大好きです。
蒸気機関車。蒸気銃。二輪車。ゴーグル。
ガジェットも見所満載で楽しい。
キャラクターもメインデザインが美樹本晴彦先生なので奇麗だし、「機関車を全開にする時に何故か自分も全開になる機関士」も良かった。
話自体は「ゾンビ物の宿命」で、「結局は人間同士の醜い争い」なのですが、個々の葛藤や信頼関係や友情、兄弟愛、と正統派でした。
制作陣もあえて奇をてらわないようにしたそうで、良く出来てました。
すっかり勘違いしていましたが、今年でなく、来年2018年の続編も楽しみです。
(このレビューは映画blog「映画とJ-POPの日々」
http://blog.livedoor.jp/ken_taro/のレビューを元にしています)
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