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2017年01月08日20:36

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フィンガー研究

雨が降って暇になりましたので、大阪のデイサービスでお話しした「フィンガー研究」についてシェアしたいと思います。

http://www.nhk.or.jp/special/ninchi/index1.html

認知症予備軍と言われる軽度認知障害の疑いのある人を対象に、フィンランドで大規模な介入研究が行われました。それが、「フィンガー研究」です。フィンランドだからフィンガーというのは駄洒落みたいですが、実際掛け言葉を意識したネーミングなのでしょうか?

この介入研究では、単一の方法で成果を上げるのではなく、複数の方法を同時に用いて成果をあげました。主に行われたのは4つの方法です。

・運動指導(早歩きを含めた運動)
・食事指導
・血圧などの健康管理
・認知機能トレーニング

最後の認知機能トレーニングですが、「神経衰弱」によく似たゲームを行ったそうです。それから囲碁や将棋なども行ったようです。

僕はこの研究について調べてみて、なにか特別なことをするよりも、みんなで楽しくゲームなどをして頭を使う生活習慣を持つことが大事なのではないかな、と思いました。実際に、認知症の危険因子として、パートナーを必要とする趣味を持たないことをあげる研究もあります。食事や運動が大事なのは前提として。

ですので、僕もデイサービスなどを訪問するときには、講演の中でみんなで楽しく会話しながらちょっと頭を使うゲームなどを積極的に取り入れていこうかと思っています。

僕自身はまだ認知症を心配する年齢ではありませんが、今年は趣味として始めたチェスやポーカーの仲間を作りたいとも思っています。
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