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2017年01月04日12:02

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地元の Illumination の輝きに思うもの

01/03(火)のこと。
年末年始を我が家で過ごした長男坊が東京へ戻るので、最寄り駅まで車で送った。
 

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駅前広場に着いたのは 17:20 頃だっただろうか。
 

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JR-E 信越本線の磯部駅。
 

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長男坊を見送るがてら、駅前の Illumination を鑑賞する。
そうそう、Illumination と言えば、まだこの目にしていないのが近くにあるのだ。
よし、行ってみよう。
 

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磯部郵便局のところの交差点を「温泉街」方面へ降り、左の細い脇道へと進む。
 

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この脇道は2016年に整備され、日本最古の温泉記号も記されていた。
 

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かつては古い長屋が建ち並んでいたところ。
その全てを撤去して遊歩道に整備された「磯部温泉の新名所?」がコレらしい。
私の Copen を停めているところに、かつては Billiards 屋さんが在った。
 

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そんな遊歩道が、夜はこんな Illumination で輝いている。
私が子供の頃、ココがこんな遊歩道になっちゃうなんて想像も出来なかったよ。
あぁ〜、コレも「21世紀」だ〜ね〜。
 

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太平洋戦争中は東京からの疎開地でもあった群馬の磯部。
疎開地だったが、他所とは事情が違ったらしい。
比較的「東京に近い温泉保養地」との事で、都心の富裕層の子供達や高級官僚といった Exclusive な方々の疎開先が、この磯部温泉だったんだそうな。
 

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そして「高級官僚 & 温泉」とあらば「芸者」は付きもの。
東京の中でも結構に綺麗処な芸者さん達も「疎開」という名目で、この磯部に大勢が移って来たんだそうな。
そんな芸者さん達が暮らしていたのが、ココら辺に在った長屋だったとのこと。
 

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今はそんな長屋の痕跡も無く、 日が暮れれば LED の Illumination が輝いている。
 

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温泉記号発祥の地、磯部温泉。
 

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21世紀の今は「何で?」な程に寂れてしまった磯部温泉。
でも、かつてはココらも結構に賑わっていたのかと思うと感慨深い私である。
うぅ〜寒っ! 
我が家へ戻ろう。
 

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美味しい夕食の後は、極上の和製 India Pale Ale を楽しむ。
 

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あぁ〜、素晴らしい。
こんなにも素晴らしい IPA を我が家で気楽に楽しめる。
ん〜、コレも21世紀だ〜ね。

21世紀ともなると、磯部温泉の眺めも随分と変わってしまったな…。
基本「来るもの拒まず、去るもの追わず」の私だが、磯部から去ってしまった古長屋の眺めに哀愁を禁じ得ない私なのであった。

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