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2016年12月29日18:06

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加古川マラソン2016

初サブスリー達成から早一年。12月23日、今年も加古川マラソンを走りました。

心配された雨は前日夜で止み、当日の朝は青空も伺える天気でしたが、朝起きて外に出るとビュービューと西風が吹いていて、ああこれは・・今日はベストタイムは望めないなと朝から意気消沈しました。風速は7〜8mあったようです。気温はさほど低くないものの、風のせいで体感気温は低くなり、肌寒い朝でした。

加古川のコースは東西に長く、西風が吹くと中盤と35キロ以降ラストまでが向かい風となります。去年は微風かつ逆風であったため、後半にペースを上げ易かったのですが、今年はその真逆。嫌な予感がふつふつと湧き上がります。

寒風の中9:35にスタート。最初の10キロは追い風ですが、追い風の割りにペースが上がらないうえ呼吸もそんなに余裕がない。自分の調子も今一つならば、今日はやはり我慢のレースになるようです。

10キロで折り返した途端、一気にバンと向かい風に転じました。眉間に皺を寄せつつ3キロ程風と格闘し、橋を渡って高砂側に移り、またここから10キロは向かい風と格闘です。いったいいつまで続くのか、延々と風と向き合い続けます。スタート前にゲストの田中智美さん(リオ五輪代表)が「今日は風と友達になって走って」とおっしゃってましたが、いやいやそれは到底無理な話です。

かなり消耗しましたが、何とか23.7キロの折り返しを過ぎ、ここから待ちに待った追い風区間10キロ。追い風の助けでようやくペースを押し上げ、リズムを掴みかけたらもう早くも10キロが過ぎてしまい、また橋を渡り加古川側に戻り、ラスト7キロ最後の向かい風に突入しました。

しかし、何だかさらに風が強まっているような・・。強風というより、空気の塊が前からドーンとぶつかってきて砕ける、それの繰り返しのような突風がらみのタフなコンディション。思い起こせば、今年2月の北九州マラソンもこんな風に翻弄させられました。あの時は前から後ろから横からと強風が気まぐれにぶつかってきましたが、今回はまるで風が意思をもっていじめにかかっているように真正面からドーン!ドーン!と・・。

懸命に前に前に進みましたが、あと2キロのところで遂にふくらはぎが痙攣しました。スパートもできず、這う這うの体でゴール。

グロスで3時間4分12秒。

加古川マラソンは今年で5回目ですが、今年が一番厳しい風でした。でもこんな状況にしてはよく頑張れたかなとも思うのでレース後のビールは美味しくいただきました。

今年はこれでレースは走り納めです。年末は「笑ってはいけない〜」を見ながら、恒例の日本酒で年越ししたいと思います。

次走、2月5日に別府大分毎日マラソンを走ります。大一番なので今から緊張。間違いなく自身のランニングライフの節目になるレースかと思います。
怪我なくいい練習といい結果が得られますように。

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