四国村

晴れになった天長節は、香川県高松市屋島の南麓にある、四国村まで行って来ました。
四国村は、主に四国四県の古い建築物を移築したもので、服部緑地の民家集落博物館の四国版ですな。

左は、池に架けられた徳島県の「祖谷のかずら橋」。
本物と同じく金属ケーブルで補強してあったも木と葛で構成されているので、なかなかにスリリングでした。

中は、香川県の「砂糖〆小屋」。
香川県は内地随一の砂糖産地で、琉球同様に砂糖生産のためのキビ絞りにはウシ動力が利用されていました。
３軒も移築されているあたり（１軒は四角でした）は、地元の意気込みなのかしら。

右は、愛媛県の「南予の茶堂」。
元々は村境の道祖神的役割をしていたものが、お遍路さんが泊まる簡易宿泊所になったそうな。

屋島の南麓…ということで斜面に立地しているので、非バリアフリーではありましたが、興味深い施設でした。