自称保守が大衆受けしない理由

フェイスブック上の書き込みで見かけて、他人のコメント欄だったから反論は止めたけど、保守系のそれなりの立場の人のアチャチャチャチャなコメントがあった。

建設の現場管理をする女性が現場の職人に残業を求めて、職人に「オレはお前のオモチャじゃない」とキレられたって記事に、現場を経験してない人間は現場の人に舐められるって内容のコメントがあって、建設現場は鉄骨を運んだりは女性はしないけれど男女平等だとかコメントしてた。管理職なら男女平等は当たり前でしょ。何でそこでわざわざ男女平等とか言うの？しかも結局女は現場は経験してないしｗ

免許だけ持ってるホワイトカラーの女性が建設業に増えてるのは事実。土建屋さんは各免許によって点数が割り振られてて、従業員の総得点で請け負える仕事とかが変わってくる。だからこれは男女問わず、現場作業が出来なくて、でもペーパー試験で免許を取得してる人は、会社にとって点数稼ぎになるから有用な人材。だから免許は持ってる女性はそこそこいる。でも製図を書いたりそういうことじゃなく、実際に現場に出てる女性はほぼ皆無。本当の力仕事など、重機がやるから女だからできないとか言い訳できないと思う。現場作業ができないなら女にはスポーツも出来ない。

そして体験談として、職人がキリのいいところまで仕事をして終えたいと言ったので、車のライトで照らして夜遅くまで仕事をして、それに残業代を上乗せしなかった、これが一流の職人だとかなんとか。

まあ一面的に見れば立派な職人だろう。でもキリがいいところまで仕事したかったのは親方だけじゃなく、職人全員か？残業代をもらわなくて万足してるのは親方だけじゃないのか？職人は残業せずに早く帰って家事や育児をやろうとは思わなかったの？仕事をすることは大事だけれど、家事育児は嫁さんに一任か？早く帰れれば育児により多くの時間がさけるよ？

疑問は絶えなかった。

保守系のそれなりの立場の人だったので誰も反論できなかったんだろう。保守系の老人がサービス残業を美化し、家にいる時間が短いのを美化してるのを見るにつけ、ああこれじゃいつまでたっても保守は一般には受け入れられないなと感じる。言ってみれば、ブラック企業の美化と家事育児の放棄でしかない。残業代が出るのであれば、家計という立派な家事ではあるんだが。