Rebirth

体がビリビリする。
死にたい。死にたい。死ねばいいのに。
死ぬ勇気なんてないくせに。
欲しいのは勇気じゃないの。限りなく死が欲しいだけ。死を手に入れたいだけ。
死とは私だから。私は性と死で出来てるから。
生きることなんて、おまけみたいなものでしょう。
あんたは私のおまけ。社会と。世界と。お母さん。
私は全部を壊すもの。殺すもの。ナイフ。カッター。グチャグチャニ切り裂くもの。

真綿にくるまれた真珠のような景色に生まれた最初の不信感。アの音。私の声。
聞こえないような、苦い。渋い。嫌い。あっち行け。
どんどんわからなくなる。私も食べられる。世界がひっくり返る。

殺したかったの。
殺すことが生きることだったの。
知りたかったの。
優しさとか愛とかのこと。
怖かったの。
壊れていくのが、皆が私を無視するのが。

気づいてほしいの。
私が異常なことに。私が知らないことに。
あなたが、私が「わからない」ことをわかってないってことに。

世界との摩擦が私につけていた傷は、段々深くて、痛くなって、血が出て
理解しても、これから先もずっと生まれ続ける。
私は疲れた。とてもとても痛い。
意識を失えば、摩擦を意識しなければ、少しだけ回復する。


私はどうやって生きていけば良いの？
苦しみながら生きていくしかないの？
原因は存在に起因している。
死ぬか、意識不明になるかしか、方法がわからない。

今までも凄く苦しかったし、死にたかったし、誰も気づいてくれなかったけど
我慢してたら別に生きてこられたよ。
どうしてほしいの？救ってほしいの？殺してほしいの？死が欲しいの？
生きたいの？死にたいの？壊したいの？
わかる。わかるの、私にはわかる。すべてが。
わかるのにどうして私は。こんなにもままならないの？殺してやるっ！！
私に触れるもの全てを殺してやるっ！！
私の声が届かない影響しないものなんか意味ないんだから！！！
私の声が届く範囲のものは殺してやるっ！！！
憎くてたまらない。どうして、どうして、どうして私の思い通りにならない！！！
世界と私が思い通りにならない。生きられない。生きてるのに!!!
酷い。酷いよ。苦しいだけじゃないか。



そんな感じに私は壊れていて、社会に適応できるほどに自分が上手く作れません。
辛うじて、以前自分がしていた行動…殆ど家で寝てるけど、仕事とかは何とかやれています。
私の内側で、目の前で徐々に、顕著に、「安楽生」としての全ては失われていっても
疲れていることとか、動きが少なくなるとか、突然「死にたい」と言うこととか
外から見える変化は少なくて、あまりにも影響しないなってガッカリしました。

海でおぼれて死にかけたのに、周りは気が付いてすらなかった。
なんてこった。私が死んでも世界は変わらないのか。(よし男)

良いんだよ、私なんて。
冠婚葬祭や大事な行事にだけシャンとして起きててくれれば。
体裁だけ保てれば、あとは寝た切りでもいいよ。
お母さんがそう言っていた。
ねえ、お母さん。そんな事って、私にしてみればちっとも重要じゃないことなのよ？
私にはそれがわかるの。たとえそれが周りから変な目で見られることだとしても。
私が私であるための重要なことって、多分お母さんが私に求める任務を遂行することとは
全然関係ないんだわ。

私、皆に伝えたいことが、たくさんあるの。
それが何かはわからないけど、私やらなきゃいけないことがいっぱいあるの。
いっぱいあるの。