mixiユーザー(id:60700079)

2016年12月14日23:53

171 view

ランドセルの6年保証について詳しい説明

フォト
ランドセルは6年間持って行くことを想定して作っていますので各社製品とも、他の一般鞄よりは丈夫にできていますが、形あるもの故障することはあります。
その場合の修理について詳しく記します。

【6年間保証について(当工房製品対象)】
ほとんどの修理は無料で承ります。
明らかに故意による損傷だとこちらが判断した場合や、故意でなくても破損状態が激しい場合の修理につき購入者様に修理費を一部負していただく場合がありますのでご了承ください。
〈具体例〉
★錠前、ナスカン取替えなど、金具類の修理は全て無料。
半かぶせタイプ持ち手の取替えは分解なしでの修理で無料。
その他の修理につきましても出来るだけ料金のかからない方法で修理いたします。
以上は当工房ホームページや実際購入いただいた方へお渡ししている保証書の内容そのまま記載したものです。

簡単に言い換えますと、
金具類の取り換えは全て無料、
商品の分解が必要な修理は一部有料、
分解が必要でない部分修理は無料、
その他全般的にはその折、双方話し合いの上、出来るだけ料金のかからない方法で修理(部分修理)を行わせていただくという事です。

それではもう少し詳しく
以下は最悪を想定した場合の費用の掛かる修理例を2つ紹介します。
当工房は今まで長く経営していますが費用の掛かる修理はほとんどしたことがございません。あくまでの一例ですのでそのように一読ください。
◆バンド(片方)の取り換え(作業料込)
3,000円(当工房製品の費用)
◆本体が破損した場合の分解手数料***過去に実施例1回
5,000円+生地代(当工房製品の費用)
◇金具類の修理(ナスカンや錠前など)
無料
などです。
有料2例の理由は『新品の材料と取り換えになるので』という理由も含みます。
ここで補足しておきたいのですが【これより重要です!⇒】修理が必要となってくる時期はほとんどが4・5年生以降です。
となると修理箇所以外も元の新品のままという訳ではなく傷がついたり汚れていたり多少、型が崩れていたりしていて、更に持って行くのは後1・2年です。
そこに有料になるであろう新品の材料の取り換えがはたして必要なのかどうかの判断が重要となってきます。
実際今まで修理したランドセルのほとんどは部分修理です。(*そんなに多くないです。1年に2〜3個です。)
ただ部分修理が無理な場合も過去に1度ありました。
飼い犬がランドセルを噛んで本体がボロボロに・・分解−取り換えで上記料金頂きました。
要するに金具以外の修理は協議の上、ほとんどは出来るだけお金のかからない方法を選んで修理させていただく。
と簡単にご理解してくださって結構だと思います。

●修理にかかる日数と送料について
修理対象ランドセルを郵送される場合
例えば
◇金曜日にこちらへ発送
◇土曜日に修理
◇日曜返送
◇月曜そちらへ到着
この流れが通常ですが、土曜日に返送できれば日曜到着というのが最短です。
ですのでだいたいは月曜日だけ他の手提げカバンなどで登校していただくことになります。
それと多くのお客様は夏休みなど、長期の休みの時期にご郵送されてます。

◆代わりのランドセルの貸し出しサービスは行っておりません。
◆こちらへ発送時にかかる送料はお客様で負担。
※あくまでも当工房製品の場合です。
他社製品ですと修理料金・送料の対応が異なります。

☟実際修理したランドセルの画像です。
フォト
フォト
人差し指【修理前】背裏と大マチ接合箇所の口がはずれてしまいました。
※牛革スムース赤のランドセルです。(当社製品)

フォト
人差し指☟【修理後】縫い直しました。
フォト
2例共、修理費用は無料です。
郵送が必要な場合のみ、行きの送料だけお客様持ちになります。
最後に、当工房は『丈夫なランドセルを作る』という基本概念を一番に40年程商わせていただいております。
ほとんどのランドセルは修理が必要になることなく6年間使用していただいており、そのことをご信用していただいた上、本文章をご理解していただきますとありがたく思います。

★あくまで当工房製品の場合の修理費用と修理の仕方、そしてその根拠につきまして記させていただきました。

〇関連ブログ記事タイトル:ランドセル用スムース牛革|牛革ランドセルは重い??スムース牛革軽さの秘密|
http://ameblo.jp/1357gate/entry-12092701232.html

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する