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2016年12月14日21:24

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「超論暴論」外論〜来季こそは覇権奪回!内川聖一は誓う

 今季の成績は打率.304、18本塁打、106打点と福岡ソフトバンクホークスの内川聖一が鷹の四番としてふさわしい成績を残した事は、誰もが認めるところであろう。しかし、ここでも度々記したようにホークスは前半戦はダントツの首位を走りながら、結果的に北海道日本ハムファイターズの驚異的な追い上げで逆転され、パシフィック・リーグ優勝をさらわれる事となったのであるから、主将としては悔しい思いをしたのは言うまでもない。契約更改では2000万増の3億5000万円で判は押したものの、その後の会見で「自らの成績が評価につながったのは安心しているが、主将として日本選手権シリーズにつながらなかった悔しさの方が大きい」と語ったその気持ちはよくわかる。

 もう1つ悔しい思いをしているのは、すべての試合での出場がならなかった事であろう。141試合に出たのは確かに素晴らしいが、残り2試合に欠場したというこの事実に悔いを残していると言える。内川は「来季は、欠場した2試合分を心に刻んでやりたいと思う。どんな状況でも良い時も悪い時もグラウンドで味わいたいし、そこにいるのが当たり前の選手で、いてもらわないと困る選手でいたい」と口にしているが、それは「主将という責を務めている以上は、すべての試合での出場を成し遂げてこそ当たり前」という表れであった。

 来季は通算2000本安打の達成も控える。故障さえしなければ十分に可能であるが、それゆえに「すべての試合に出なければならない」という思いは強い。目指す数字は挙げていないものの、欠場なく「無事是名馬」で終わる事こそが、1つの目標と言えよう。生え抜きではないのにホークスの支柱になってるし、主将の自覚や責任感は本当に強い。阪神タイガースの金本知憲監督の現役時やファイターズに在籍した頃の稲葉篤紀も支柱であったが、内川はさらにホークスを背負っている感がある。

 「すべての試合に出て、ビールを皆でかけ合う瞬間までがんばりたい」と語る背番号1。来季は再び頂点の高みに立てる事を願いながら、この話を締めたいと思う。

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