ちょっとＢＢＴ強化週間にしたいと思っていたのですが、そう思えばシナリオが浮かんでくるなら苦労はしない、と思ってたらシナリオが浮かんできました。人生チョロいな！！
シナリオタイトルの元ネタ「ねこたち町」は児童文学の傑作なので、お見かけの際は是非お手にとってみてください（唐突なダイマ）。
■今回予告
最近、池袋では野良猫が増えている。
池袋のどこに行っても猫だまりを見かけるほどで、
その可愛らしい光景は人々の心を和ませていた。
だが、人々は知らない。
野良猫が増えるにつれ、池袋から人間が減っていることを。
ビーストバインド・トリニティ
『ねこたちのまち』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。
■レギュレーション
ＰＬ人数：２〜４人。（ＰＬが２人の場合、サポート能力を持ったＮＰＣが登場しＰＣを支援する）
経験点上限：特に無し
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪：該当するデータの載ったサプリメントを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。
但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をＧＭに説明した上で許可を取ること。
配布経験点：特に無し
■特記事項
本シナリオは猫を題材にしている。猫との対立要素があるが、絶対悪としては描いていない。
猫がリアルに嫌いなＰＬがいた場合、このシナリオではないシナリオをプレイした方がよいだろう。
■シナリオハンドアウト
●ＰＣ� � 池袋の半魔
絆：猫村のどか（ねこむら・−） 関係：友人、庇護などポジティブなもの推奨
コンストラクション：指定なし カヴァー：指定なし
キミの親しい友人・ノウンマンの猫村のどかは、有名な猫好きである。
身につけるものは猫グッズ。猫キャラ大好き。家でも猫を飼っていて溺愛している。
普段はのほほんとした彼女が、猫のことなると目の色が変わるのをキミは何度も見てきた。
そんな彼女だから、最近池袋で妙に野良猫が増えたのを見て喜んでいたのだが――ある日、「私猫になれるかも」という意味不明のメールを最後に、一家丸ごと失踪した。
彼女は何処に消えたのか？ イヤな予感に満ちるキミのことを、今も猫たちが見詰めている。
【ＳＡ：のどかを助ける】
※猫嫌いのＰＣや猫を虐待するＰＣは非推奨です。
●ＰＣ�◆�池袋の半魔
絆：クロ 関係：友人
コンストラクション：指定なし カヴァー：指定なし
クロは、池袋のバステトの子の１人で、キミの親しい友人だ。
クロは「人化の力を得た猫」タイプの半魔で、いわゆる猫又だが、魔の存在から町を護ってきた。
しかし最近は、野良猫の処分などのニュースのたびに深い嘆きを口にしていた。
そんなある日、クロがキミのもとを訪れる。決別の時が来た、と。もう人間には任せていられない、と。
キミに町を出ろとだけ告げて去るクロを、放っておくことはできなかった。
【ＳＡ：クロを追う】
※猫嫌いのＰＣや猫を虐待するＰＣは非推奨です。
●ＰＣ��：死霊課刑事
絆：“猫攫い” 関係：敵対
推奨ルーツ：指定なし カヴァー：刑事
近頃、野良猫の増えた池袋。
可愛らしい光景が増えたが、死霊課刑事のキミは和んでもいられない。
謎の連続失踪事件が発生していたからだ。
調査の結果、キミたちが突き止めたのは、失踪した家では猫を飼っていたらしいということと、失踪には明らかに不自然な、魔の力が関わった形跡があることだ。
“猫の飼い主攫い”、略して“猫攫い”と名付けられた「犯人」をキミは追うことになった。
【ＳＡ：事件を解決する】
●ＰＣ�ぁЯ反ソ蠡�
絆：上司（※） 関係：ビジネス（※）
コンストラクション：指定なし 推奨カヴァー：指定なし
キミは、魔物組織に所属している半魔だ。今、猫バブルを迎える池袋では密かに姿を消す人が増えていた……組織のトップは、それがあってはならない、と考えているようだ。無論、トップがそう思うのならそれを叶えるのが、手足たる構成員の役目である。
【ＳＡ：命令を遂行する】
※組織枠です。組織名を決定していないのは、入れるＰＣの間口を広げるためです。基本的にはペルソナ・ネットワーク、鬼鳳会、ツバサ団などを想定していますが、ＰＣオリジナルの組織でも構いません。
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