マイミクさんが「女は怖い」という感想を書いていて、
その一言につられて観た映画(DVD)です(笑)。
1950年代のアイルランド。
母・姉と暮らす少女が一人アメリカに渡る決意をします。
新天地での暮らしは・・・?
というシンプルなストーリーなのですが、
現代の私たちにもぐっときます。
結婚のこと、親のこと。
一言でいえば・・・しがらみ?
たしかに主人公のエイリッシュのとる行動は
おいおい、と思うところがある。
優等生風なのに、新入りのコをパーティでおいてけぼりにしたり、
心に決めた人がいるのに、別の人に思わせぶりな態度をとったり。
でも、彼女を責められない。
ただ、流されちゃっただけなのだ。
男性のみなさんは「女は怖い」というかもしれないけれど、
男の人も絶対に同じ行動をとると思う!!
むしろ、もっと酷いことになると思う!!
だって、青春時代を非モテで過ごしたのだから余計に!!
それにしても、
この時代というのは、
女性の幸せは結局「結婚」なんだな〜と思いました。
厳しいはずの寮でも、話題はボーイハントのことばかり。
働く場所はデパートの売り場。
O.ヘンリーの描く世界と全く同じだった!
コニーアイランドも出てきて、とても興味深かったです。
それから、「移住」とか「移民」という
私たち日本人には馴染みのないコトも
丁寧に描かれていたので、すごく面白かったです。
東京の「○○県人会」みたいな感じ?
現代は飛行機で外国にもすぐに行けるし、
テレビやインターネットでよその国のこともなんでも知ることもできるけれど、
当時は何も分からないから牽制し合っていたのでしょうね。
それにしても、
最近アイルランドがきてますねぇ。
今読んでいる「Love, Rosie」も舞台がアイルランドなのですが、
よく見聞きする気がします。
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