さてさて、今回は吉崎御坊さんをご紹介させて頂きましょう。
前回の山科本願寺にちょうど繋がりますが、特に意識はしてないですよ。
ついこの間、那谷寺に行った帰りに泊まったのが芦原温泉、吉崎御坊はその隣町にあるので。
そもそも歴史や宗教をご存知の方以外、そんなつながり気にしませんよね
本願寺、一向宗、一向一揆と言うと、なんが茶色でチープでダサいな〜(オヤジですから表現が古い)って感じだけど、これをレジスタンスって呼べば印象が変わるんでしょうねね。
そのレジスタンス活動が激化されるきっかけ、拠点とも言うべきところがこの吉崎御坊。
今はその血なまぐささは、どこにやら
と言うくらい穏やかな漁師町です。
ちょっといい眺めでしょ。
でも、お城なんかが好きな方はすぐに血なまぐささを感じてしまうでしょうね。
このお寺もお城のように、しかも平山城のような配置です。
信長が台頭する直前まで、福井県北部と石川県を武家でない浄土真宗法主が治めてたんですからねえ、凄い話ですよねえ。
お散歩にはちょうどいい山歩きコース。
私は歴史にまつわる場所に行くのが好きなので、こう言う場所はたまらなくいい。
今自分が歩いている場所を、600年前に間違いなく蓮如が歩いた、とか考えるとゾクゾク
ん? なんか変態みたい??
少なくとも映画の撮影現場に観光で行って、キャアキャアいうよりは値打ちがあるかなと。
これがその吉崎御坊の跡地です。
蓮如さんが腰掛けた石だとかで、
まあ、石に腰掛けんでも建物はあったやろ、なんてことを言ってはいけませんね
現在は西東に分裂した本願寺さん。
向かい合うように、と言うより競い合うように建ってる姿が・・・
近年「また仲良くやりましょう」みたいな広告を、京都で本願寺さんで見たような気がするけれど、どうなんでしょうか。
これらの建物も、それなりの歴史があるものです。
ちょっと不釣合いとも感じる太鼓楼。
なんでも釘類を使ってないとか。
ここから芦原温泉は20分くらいの距離。
西向きの海なので、夕景を楽しんでから温泉に。
こんなお風呂を頂いて、夕食に。
ちょっとその前に、
脱衣所から浴室に入るところに設置されているんですが、
これ、一乗谷の例の門を模したそうな。
流石にこれはいらんやろ、と思いながら裸でくぐるトットでした。
で、これは朝倉で、浴室の飾り瓦は徳川の葵の紋。
そこは拘ろうよ! と、ぶつぶつ言いながら
桶に沈むトットです。
この浴槽だけが源泉そのまま、夏にいいかも。
けっこうぬる目の湯です。
そしてお食事
なんと部屋食。
実は、早朝1番で帰るつもりだったので、食事は外で食べて寝るだけって考えていたんだけど、芦原に飯屋はないし込み込みの方が安くつくしで。
すると、なんと、宿についたら部屋食だった。
ネットで申し込んだんだけど、そこには「部屋食ご希望の方は、別の入力画面で」と特別扱いになっていた。
せこいトットは、高くつくから止めておこうと一般申し込みで。
だから、仲居さんが食事の時間を聞いた時、「え?」と聞き返した。
お部屋食。
あら、ラッキー。
だって、アタシ
宿代12,000円しか払ってないんだもん
お得感満載!
で、朝も
なので、朝一に帰阪するのは止めて
事務所には現場直行とし、チェックアウトまでお風呂は行ったりしちゃいました。
で、その現場は京都だったので、宇治まで足を伸ばしお茶を買うついでに平等院見学。
ん?
誰だ??
給料泥棒なんて人聞きの悪いことを言っているのは
そうかもしれません
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