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2016年12月01日06:46

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【風佳】慈姑の月のご挨拶


光陰矢の如しと言いますが、早いもので、今年も残すところ、あと1カ月になりました。
皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。

11月、一気に寒くなった中を風佳にお越しくださった皆さまには、あらためて御礼申し上げます。

12月。年賀状や年越しの準備と、何かと気ぜわしくもなりますが、今目の前のことに丁寧に向き合いながら、元気に顔晴り(がんばり)ましょう!

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さて、好評をいただいています「旬」シリーズ。
締めくくりの12月は旬の野菜「慈姑(くわい)」についてお伝えしようと思います。(「浄土寶歴2016」参照)

クワイの語源は、収穫した外観が農機具の鍬(クワ)に似ていることから「鍬芋」(くわいも)と呼ばれたのが、転訛してクワイになったという説や、
河芋(かわいも)が変化したという説、クワイグリから転じた等の伝承があります。

日本へは平安初期に中国から伝来したという説と、16世紀に朝鮮半島より伝わったという説があります。

慈姑という漢字は、一つの根にたくさんの子がつくその姿が、子供を慈しみつつ哺乳する母・乳母(姑)の姿に似ていることに由来すると言われます。

欧米では観賞用が主ですが、日本と中国では塊茎を食用とします。
特に日本では、小さな球形から先のとがった芽が伸びている姿から、「芽が出る」=めでたい・縁起物として正月のおせち料理に用いられてきました。
そのため、世界で日本がもっとも普及しています。

アクが強いため、調理する際は、皮をむいて水にさらし、米の研ぎ汁で茹でて、一度茹でこぼします。
芽は縁起物なので切り落とさないように気をつけます。
ユリ根に似たほろ苦さがあり、煮るとほっくりとした食感が楽しめます。

慈姑は、ミネラルが豊富で、体内から塩分を排出する効用があり、疲労回復にもよいとされています。
ちょっと面倒かもしれませんが、ぜひおせち料理に加えたいですね。


今年を締めくくる1カ月。終わり良ければ総て良し!
来たる年を楽しみにしつつも、毎日を慈しみ、元気に丁寧に過ごしてまいりましょう!

また皆さまにお目にかかれます日を心待ちにしています!


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麻野由佳(yuka-asano@mui.biglobe.ne.jp)
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