ある日パパと2人で語りあったさ
アイディアを発展させるのに困ったら取り合えず形にしちまえと
そんな経緯で生まれたシナリオです(※パパとは語り合ってはいない)。あと風見幽香とか好きなんで……。
■今回予告
運動能力や思考能力を奪い、全身が緑色に染まる奇病・緑化症。
同時に異常繁茂する木々や草花。
突如発生したこの現象は、池袋を緑の中に飲み込んでいく。
見慣れた街は、静寂の支配する緑の楽園――否、地獄に変わりつつあった。
ビーストバインド・トリニティ
『グリーン・グリーン』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。
■レギュレーション
PL人数:2〜3人。
経験点上限:特に無し
使用データ:公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪:該当するデータの載ったサプリメントを所持しているPLに限り、使用を許可する。
但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をGMに説明した上で許可を取ること。
場合によっては大罪の使用を認めないこともありうる。
配布経験点:特に無し
■シナリオハンドアウト
●PC1:池袋の半魔
絆:ミドリ 関係:庇護
コンストラクション:指定なし 推奨カヴァー:指定なし
キミの近隣に住まう友人のミドリは、気立てのいい少女である。
明るい性格だが、最近、池袋で発生している人体が緑色になり活動不能となってしまう奇病・緑化症の報道に対し、恐怖の表情を浮かべていた。
そんなある夜の池袋。人気のない路地を歩いていたキミは、彼女が人狼に追われる必死に逃げる場面に出くわした。
傷付いたミドリは、自分が人間でないことを告げる。何はともあれ、危機に陥っている友人を見捨てるつもりはない。
【SA:ミドリを助ける】
●PC2:組織所属
絆:ヒスイ 関係:不安
コンストラクション:指定なし 推奨カヴァー:指定なし
キミは魔物組織に所属する半魔だ。
ある日、街で出会った緑色の髪の少女は、池袋に不慣れらしいところを、若い男に絡まれていた。
キミが声をかけて助けたところ、ヒスイと名乗った彼女は喜び、お礼にいいことを教えてあげると言って、この街が「おしまい」になると告げるとふっといなくなってしまった。
一体何の話なのか?胸騒ぎを覚えたキミは、それから数日後、発症した緑化症のニュースを見たときに直感した。
これは、ヒスイの手によるものだ、と。おりしも、緑化症についての調査使命がキミに課せられた。キミは彼女を追うことを決めた。
【SA:ヒスイを止める】
※所属する組織は「ハンターズ・ブラッド」「ツバサ団」「ペルソナ・ネットワーク」「鬼鳳会」あたりを想定しています。
●PC3:死霊課刑事
絆:緑髪の少女 関係:標的
コンストラクション:指定なし 推奨カヴァー:指定なし
池袋では、人間の肉体が緑色に染まり、運動能力を奪われる全く前例のない奇病が発生していた。
医学的検査の結果、彼らの肉体の変化は霊的なものであることが判明し、死霊課に捜査のお鉢が回ってきた。
大規模な変質を促す力……ドミネーター級の魔物によるものだろう。死霊課は随一の腕利きであるキミの投入を決定した。
唯一の手がかりは、緑化症の発症に前後して池袋で見られるようになった、緑色の髪の少女だ。
【SA:事件を解決する】
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