紅葉をみにいく２

二日目。
ゆっくり目の九時にロビー集合だったので、
朝ごはんのあと一人でホテル近辺をお散歩します。

昨日は午後から雨だったけど、
今日は朝から晴れている！
同行のKさんが、激しい晴れ女なのでご利益があったのかしら...。

磐井川の堤防をのんびり歩き、世喜の一酒蔵を眺めてホテルへ戻ります。
てか寒い。
天気いいけど超寒い。

さて全員集合の後、ローカル線で松島へ向かいます。
途中電車は、東京オリンピックのボート会場候補で一躍有名になった長沼の近くを通ります。
超、山。
これ整備すんのお金かかるんじゃないかなー。
それとも、この山の向こうは少しか開けているのかしら。
でも、自然がいっぱいのいいとこでした。勝手な意見だけど、開発しないでほしい気も少々しますｗ

松島駅に着いたら、てくてく歩いて瑞巌寺。
こちらも平安時代に遡る由緒正しいお寺さんですが、
私が気に入ったのは本堂より、法身窟や洞窟遺跡群です。
岩山を掘って供養場にしたり修行したり、このへんは海が近いからかすぐ山なんですねえ。


瑞巌寺を出て、かの有名な松島湾の絶景を堪能します。
ついでに昼食。


牡蠣丼セット！
半端ない量でした。数年分の牡蠣食べた気分。
松島の牡蠣は、小ぶりで身が締まっているのが特徴だそうです。
牡蠣丼の牡蠣は蒸し牡蠣でしたが、ぎゅっと凝縮された海の味がして大変おいしかったです。
これで二千円...安。

昼食後、フェリーに乗って島観光しつつ塩釜へ。
フェリーの中でお姉さんが、島の説明と合わせて震災時の状況なんかもお話してくれました。
松島は震災の被害が少なかったそうですが、それでもご飯やさんやあちこちの室内で
「ここまで波がきました」
ていう印を見ました。怖かっただろうなあ。
お姉さんが「皆さんが来てくれると仕事ができます」というのが沁みました。
そうよね、お仕事があるのはいいよね、もっと来ます〜

塩釜へ着いたら、歩いて塩釜神社。
お寺が続いたので、神社うれしいｗ神社は自然が近い気がして好きなのです。

ながーい階段を上って、本殿にご挨拶。
季節柄、七五三のコドモがいて賑やかでした。
古い有名な神社なのに、こじんまりした印象で観光地っぽくなく、
好印象でした。やたら狛犬が多くてカワイイやつ探すの楽しかったし。


神社を出ると、参道沿いにある、浦霞で有名な佐浦というギャラリーへ。
利き酒して、気に入ったお酒を一本購入しました。
みんなピッチが速くて、くいくいいくもんだから慌てて飲んで一人で酔っ払う始末。
みんな強すぎ。てか、酒造のお姉さんもまったく頓着せずがんがん注ぐんだもんなあ。
あのお姉さん、きっと酒強いタイプだ。


若干ふらつきながら塩釜駅まで歩き、東北本線で仙台へ。
エキナカで牛タンシチューを食べ、新幹線で帰京です。


Nさんのガイドのおかげで、奈良に引き続き
無駄なく迷うこともなく、スマートな観光旅行でした。
...もつべきものは、物知りで旅慣れた友人だ。
あと、強力晴れ女のKさんの威力もｗ


てか、平泉〜松島、仙台のあたりはとっても観光しやすいようです。
田舎に行くと、電車の時間やら歩く距離やら、移動で悩むんですが
あまり神経質にならなくてもどうにかなりそう。
フェリーのお姉さんも言ってたし、もっと気軽にまた行こうかなと思いました。