ポストに　赤いスプレーペンキを塗る

赤い　スプレーペンキ　を塗ってみた。

これは、２００円で　ホームセンターの安売りコーナーで買ったやつ。

おそらく　飛び散るので　新聞紙とか敷いたりするのがメンドーで
半年ほど　ほおっておいた。

一番の目的は、色がはげてしまった　ポストを塗るため。
南向きの　かんかん陽の当たるポストは　２か月で真っ白にはげた。
万緑叢中紅一点の派手さが楽しみだったので、
ぜひ、赤く塗り直してみたかった。

スプレー式は使った事が無いので　まず、注意書きを読まねばならん。
缶に書いてあるだけの文章なんだけど、けっこうな量だ。

手当たり次第　読むと、まず、使用後のエア抜きの文章だった。
これは、道具無しで、てっぺんをいじくれば　すぐOKなので
ちょっと感心。
うちには、エア抜きの道具は無いし。

念のため、バケツはOKかと見たら、鉄Ok.
新聞紙　敷くのはメンドーなので、畑でやる事に。

３０秒　カンカン音がするように、上下に振れというのが
けっこう疲れる。まだ、未使用で　いっぱい詰まってるから。

まず、ポストと同じ　赤の剥げたバケツに　シューシューした。
ほとんど飛び散らないので感心。
エアは沢山出るけど、ペンキ自体は　そんなに霧状では無いようだ。
地面にわずかに落ちたのも　霧状では無いし。
これは、多分　距離の問題で、ケチな私は１０ｃｍくらいしか離してない。

多分　近づけ過ぎのためか、多めに塗った所は泡立っている。
なるべく、一度に大量に塗らないように指示してある。
本当は　もっと離して　２，３回に分けるべきなんだな。

泡は　ほとんど消えるけど、残る所もあって、
そこは、くっついたまま　まだ発泡している。

バケツ半分づつ、２個塗ってみたが　おそらく　又　すぐ色がはげるだろう。
今回、ほとんど　ペンキの量は　減ってないかんじ。
半年ごとくらいに塗っても、１０年は持ちそう。

高校の時の英語で、「プーター　ペインツ　ザ　バス」とかいう、
ジェローム　K　ジェローム　の　ユーモア短編を読んだのを思い出す。
たしか、赤いペンキを　植木鉢にまで塗る話だった。
ジェロームは、「ボートの三人男」の作者。

私は、赤いタウンサンダルの色の剥げたのも塗ってみた。
これは、バケツより　ペンキが浸み込んでいく感じ。

２００円で、大いに気晴らし出来た。
水性なので、強度が気にかかる。
ぺりぺりと　剥がれるかもしれないな。