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2016年11月08日04:52

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主催者も展示物の製作者も「認識不足」

イベント「東京デザインウィーク」で展示物が燃え、男児が死亡した事故で、そのイベントの主催者も展示物の製作者も、安全に関する「認識が不足」していたと思いました。
まず主催者ですが700以上の出展者に対しスタッフは20人と判明し、アートやデザイン好きのボランティアもスタッフに加わり、警備員もいましたが、スタッフの不足を警備員に「丸投げ」していると感じ、それではイベントの安全が保てないと感じました。またイベント会場の係員や作品を制作展示の前にチェックを入れない(大人側)の責任も大きいという声もあります。
展示物の製作者は製作者で、展示物を照らす照明にLEDライトに加え、白熱球を用いたのですがそのの発する熱の高さはLEDライト以上のもので 、(報道によりますと)その発する熱は家庭用の電球以上だったと推察します。更に可燃物であるおかくずを使ったことによって、展示物の火災が広がったのです。
展示物が児童でも入って遊べるように設計されていましたが、もし展示物を立ち入り禁止にしたら
、児童が犠牲になることはなかったと思います。
事故が起こった当日、「防火対策は大丈夫」と心配して、学生に言った方がいるとの事。これは防げた惨事かもしれませんと述べた方がいますがまったく同感です。製作者はこの展示物で火事が起きやすいものを使っていることに気づき、その点を指摘されたら笑わずに是正すればよかったのにと感じました。
結局主催者も展示物の製作者も共に安全面での「認識不足」によって尊い生命が犠牲になったのでした・・・

■神宮外苑火災「白熱電球使った」 LEDだけの予定変更
(朝日新聞デジタル - 11月07日 11:38)
東京・明治神宮外苑であったイベント「東京デザインウィーク」で展示物が燃え、男児(5)が死亡、2人がけがをした火災で、燃えた展示物を作った学生が、「(展示物を照らす照明に)LED電球とともに、白熱電球も使った」と話していることが警視庁への取材で分かった。本来はLED電球だけの予定だった。白熱電球はLED電球よりも表面温度が高くなる性質がある。焼け跡からは投光器に使われていたとみられる白熱電球が見つかった。

 火災は6日午後5時15分ごろ発生。日本工業大学の学生らが作った木製のジャングルジムのようなアート作品が燃え、遊んでいた東京都港区の幼稚園児、佐伯健仁(けんと)君(5)が死亡し、父親(44)らがけがをした。

 四谷署によると、ジャングルジムの中心部分には、木くずが絡みつくように飾り付けられ、上下からライトアップされていた。本来はLED電球だけで照らすことになっていたが、作業用に持ち込んだ白熱電球が付いた投光器も使い、下からも照らしていたとみられる。署は、この白熱電球の熱が木くずに伝わって燃え広がった可能性があるとみており、7日午前、業務上過失致死傷容疑で現場検証を始めた。

 照明器具などを販売する事業者でつくる日本照明工業会によると、白熱電球はLED電球に比べて表面温度が高くなるため、火災のリスクが高いという。
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