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2016年11月04日09:45

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先進的女性 エイダ と ポター

http://www.japanjournals.com/feature/survivor/7676-160303adalovelace.html?start=3

ここには、プログラミング言語の名前、エイダ、バイロンの娘の伝記。

バイロンと同じ36歳で亡くなったエイダは、父母の不幸な結婚のため、
祖母に育てられ、父については何も知る事が出来ず、成長する。

母は数学的才能のある人で、数学についても、女性家庭教師から習う。
結婚相手は その人脈からの人で、十分 数学に理解ある人だった。

彼女は、父の詩に、娘を歌った詩を見つけ、父方の屋敷を初めて訪れ感動する。
父の放蕩のために手放された屋敷は友人の管理のもと、全てが保存されていた。

エイダは メカニズムにも興味を持ち、工作機械を持ち込んで研究する娘だった。
彼女は、フランス語の「エンジン」の翻訳と解説を頼まれ、
本文の二倍の注釈を書いて絶賛された。
この仕事は、3児の母となってからなされた。

確率の計算を機械で出来るようになったエイダは競馬にのめりこんで破たんする。
ここらがバイロン的だった。

ここのサイトには、他にも、南極探検のスコットに関しても、
貴重な写真や メンバーについて、詳しい情報が載っている。

ビアトリクス ポターの記述も、興味深い。

イギリス屈指の観光地、湖水地帯の生みの親の一人であるポター。
3人の生みの親のもう一人は、貧しい人達の生活改善に取り組む女性だった。

ポターは 社会的栄誉ばかりを狙う母親のため、弁護士との結婚さえ反対される。
もちろん、最初の婚約者の出版社の男性にも大反対だった。
こんな、知的な男性達との結婚にも反対するとは、今なら考えられないことだ。

ポターの弟も、結婚を隠していたのは、やはり母の反対を避けたのだろう。
この弟も40代で若死にする。

母は晩年、7人の働き手を連れて しぶしぶ、ポターの近くの居城に越すが、
退屈だとこぼしてばかりだった。
この辺は ナイチンゲールの母と 全く同じ。

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