いまだにちゃんと続いていることなんですよな。
■ノーベル賞・小柴氏設立の財団解散へ 財政・人事苦しく
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4256731
私の地元では、海外に名の知られた映画監督さんが出て、その名声あてこんで自治体が補助出して映画祭とかはじめたわけですが、数年で資金繰りが行き詰ってやめようとしたらその当の監督さんが頑張って寄付とか集めてずるずる続いちゃった、みたいな話がありました。結局は最初に補助金出した自治体だけが評判落としまくる結果(※1)になっております。
※1 まぁ、映画祭の件など可愛いもんだ、
ってぐらいには定期的に問題の出てくる自治体ではありますけど。
こういうのって、はじめるときは結構勢いでやっちゃったりするんだけど、うまくいかなくなったからってやめようとすると批判にさらされて評価としてはマイナス面だけ残ったりするんですよねぇ。なにごとも続けるほうが大変なものです。
まぁ、ノーベル財団の資産と比べちゃかわいそうなんでしょうけど、こういう話を聞くたびにもやもやします。例えば小柴さん以外に何人か受賞者の協力取り付けられなかったのかとかね。確かに科学者は金勘定とか組織構築とか苦手なのかもしれないけど、この手の団体だって、そういうシビアな感覚がないと続かないと思うんですけどね。ノーベル財団しかり、赤十字だって創設者よりナイチンゲールで名前売ってるわけですしね。
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