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2016年10月22日09:41

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ズー岡の「ほっこり&怖い話その3」

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すると、左右の神様?が剣を持ってるのに気付いた。助かるぞって期待した。そしたらそれぞれ左右の、東西の鳥居の方へ離れた。

頭が黒蛇の祖父の偽者みたいなものが、蛇ダッシュ(走り出す様)一歩、二歩とこちらに近づく。常人の自分はこういう話の定番でふらふら気絶してたみたい。

気付いた時は表情(びっくり)スパーク2(キラリマーク)四方を開け放った社にいた。ど真ん中に剥き出しの御神体。剣なんだけど、かなり錆びてるやつ。

いつもの仏様みたいなおじいさん優しい祖父の笑顔。

おじいさん「良かった。我が家は何代前かは分からない位、昔からあの神社の護りをしてきた。分かってると思うが、あれは普通の神社じゃない。

参拝客が来ないとか神主がいないとか、賽銭箱がないとかじゃない。そしてさっきお前が見た神様も蛇蛇も夢じゃない。

あれはな、もっと偉い神様の記憶なんじゃ。そして、お前に役目を引き継ぐ儀式だ。

ワシも昔、祖父から引き継いだ。しかし、お前の両親は知らない。代々孫に引き継ぐ決まりなんじゃよ。

怖かったろうな、すまんなぁ。でも運命なんじゃ、これだけは。別に何かこれからしなければならないとか、神主になれとかは一切ない。

とりあえず管理や掃除はワシが死ぬまではやる。しかし、死んだらお前がやるんだよ。

そしてお前もまた孫にワシがした事と同じ事をするんじゃ。儀式と言葉を覚えて、あとは掃除や管理をしておけば良い。あの約束を守ってな」


涙を流しながら祖父がそう言った。

おじいさん「大学を出たらこっちで暮らせよ。ここでの暮らしが恐くなったろうけど、本当に普段何もしなくてもいいし、お前がまた神社に行っても何も起こらないから安心しなさい」

今二十歳。あと2年で京都の大学を卒業し、ここで暮らす事は確定してしまった。





《オカルト》本当にあった2chのほっこり&怖い話(神様系)より転載




★この話、あたいは信じるモンミるんるん







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