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2016年10月19日23:30

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まだ千切る、そして千切る

ハリスホークのSquall、今シーズンも毛引きをやり始めてしまったかと思いきや、その後は毎日毟っています。
現在のウェイトは660gくらい。毛引きが始まってからはできるだけ変化を無くすようにしています。出てしまったからにはウェイトコントロールで無くそうとしたら、おおよそ換羽が始まるくらいに上げなければならないだろうから、もうフリーにして飛ばそうと思っているところ、今更現実的ではありません。


さて、その毛引きですが、今まではできるだけ無視して目もやらず、とにかく止むまでイライラしながらじっとい待っていましたが、方針を転換してみることにしました。
きっかけは、この秋に受けた動物取扱責任者研修。2〜3講義があった中、動物の問題行動についてのお話がありました。まぁ頭では分かり切った事ですが、そもそも問題行動とはヒトがおかしいと感じる行動のコト。二つに大別でき、体調・精神に異常をきたして異常な行動を起こすものと、与えられた環境によって生じる彼等本来の行動がヒトにとって以上に感じられるもの。もちろん前者は治療が必要で、後者は動物本来の行動思考による正常な反応。即ち飼育環境を改善することによって行動を改善することが出来るというか、ヒトにとって無駄に思える行動をしようと思わなくなるということ。


差し当たり、夕方できるだけ毎日1時間ほど据える時間を設けるようにしていましたが、無駄ではないと感じるものの、問題行動を制御するという意味においてはあまり改善が感じられません。
そこで少し振り返ってみると、彼が毛引きを初めてやった時のことは今一つ思い出せませんが、少なくとも今となっては、毛引きはヒトの目を引き構ってもらおうとして行っている事は間違いなさそう。本来はどうにかして毛引きをさせないように先回りした環境改善を考えるものなのでしょうけど、逆に彼が毛引きをした時のヒトの反応を変えてみることにしてみました。つまり毛引きをしてヒトの反応を見る彼に、私の今までとは違う別の反応を見せてやり、その様子をうかがうわけです。
何をしたかというと・・・じっと見つめてやります。毛引きを始めたら、その様子をじっと見つめる。すると彼は必ずしも満足したわけではなさそうですが、まるで「恥ずかしい所を見られてしまった」かとでもういうような表情をして毛引きを止めます。見続けると、また千切りだすこともありますが、直ぐに止まる。

こんな事を繰り返し、ここ数日は毎日毛引きをしているものの結構軽めで、私自身もちょっと目にするだけでかなりイライラしていたのをグッと抑えて気持ちを落ち着かせるようにしています。このまま今以上に酷くならなければ、上手く付き合っていけそうな予感。まぁ、1シーズンそうそう上手くはいかないでしょうけど。

毛引きをしたら彼をじっと見つめるようになると、毛引きをしていないとき、接触することが出来なくても見つめてやる頻度が上がっていて、それも彼にとっては注目してもらえてるという自覚につながっているのかもしれません。



それにしてもヒューマン・インプリントのハリスホークを室内で飼育しているヒトはうち以外でもたくさんいるのではないかと思いますが、何の問題行動もないのでしょうか?可愛い可愛いという話はよく目にしますが、loss以外、なかなか困った話やそれにどう対応したかと言う話を伺いません。お店でも決定的な解決策を提示してもらえませんしねぇ・・・。
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