プレゼンに必要なモノを噛み砕いて解説してみようと思い至った。
……いやあ、ホント、ペロ催終わってからの俺、暇なんだなｗｗｗ
項目別に挙げるなら、
ＧＭ名
システム名
システムの説明
シナリオ概要
準備して欲しいモノ
募集人数
セッションの終了予定時刻
初心者対応の有無
セッションの雰囲気
備考
以上の物が必要です。１つ１つ解説していきましょう。
�� ＧＭ名
自分の名前です。
「みなさん、おはようございます。富山から来たマスターです。今日持ってきたゲームは迷宮キングダムです」
「おはようございます。今日持ってきたゲームは迷宮キングダムです」
下の場合だと、オメーは何者だ、まずは名を名乗れ。と言われても仕方ありませんね。
自己紹介は要らないけど、社会人のモラルとして名前とあいさつはしっかりしましょう。ＴＲＰＧは社交ゲームです。社交性のない人間の元に人は集まりません。
�� システム名
今日遊ぶゲームが何であるかを明確に伝える必要があります。
会場に足を運ぶプレイヤーの皆さんは間違いなくこのシステムが何であるか、を卓選択の大きな決め手としています。
ＧＭ、シナリオ、システムの３要素で卓を選ぶとするならば、システム＞ＧＭ＞シナリオでプレイヤーは卓を選んでいます。人気のシステム、最新のシステム（ゲーマーは新しいモノが好きなのです）、固定ファンのいるシステム、等をコンベンションで立卓するのは卓を成立させる大きな切り札となります。
それは情報として１番最初に開示するべきものでしょう。この後の説明もし易いし。
※そして本日記はそのシステム優位をプレゼンで少しでも覆そうと言うのがテーマなのです！
�� システム概要
そのシステムがどういうゲームであるのか、簡潔に説明しましょう。ファンタジーである。現代モノである。また、そのシステムの特色は何か？ なにが面白いのか？
説明不要？ 短く説明できない？
それはそのシステムを理解していないＧＭの言い訳です。そのシステムの特色や良い所を簡潔に説明できないならばセッション中、誰が参加者にそのシステムの面白い所を伝えることが出来るのでしょう？
４００字程で説明できるのか、試してみて下さい。これ以上長くなると冗長です。２００文字以下だと今度は短すぎで判らなくなる可能性があります。
そのシステムの概要を説明するには、ＧＭがそのシステムを理解している必要があります。なので、「システムの概要を書く為に」そのシステムと向き合ってみては如何でしょう？ 得るモノは必ずあると思いますよ。
※あと、一度文章として「完成」させておけば、それ以降は常に使いまわす事が出来ると言うのが大きな利点です。……本当に大きな利点です！（二度言っとくぞ）
�� シナリオ概要
今日遊ぶシナリオがどんなものなのか、サンプルキャラを使用するのか、今回予告やハンドアウトの説明。
なるべくなら短く簡潔に、ですがシステムによってそうは言えないゲームもあります。
丁寧に判り易くシナリオを説明する事が必要です。小難しいシステム特有の専門用語なんかはなるべく使わない方が良いですね。その専門用語一つでシステム初心者が去っていく可能性があります。
それを逆手にとって最低限これくらいの専門用語を判っていて欲しい、と言う単語を散らして初心者を暗に弾くと言うやり方もありますが……
�� 卓に参加するのに必要なモノ
使用するダイスの種類や、トランプの使用。バトルフィールドに配置する駒など、持ってきて欲しいモノ。
あれば良いなぁ、程度の物なら特に言う必要はないでしょう。使用するダイスの種類に関しては一言欲しいですね。
�� 募集人数
３〜５人、と言うように人数に幅がある方が卓は成立しやすいです。コンベンションの運営的にも多分そっちの方が有り難いはず。
まあ、そうは言っても４人限定じゃないとセッションが出来ない事もあります。ただ、人数を限定した場合、成立が難しくなると言う事を肝に銘じて下さい。
また、２人。なんていう少人数セッションも成立しづらいです。
何故ならプレイヤーが、その卓に入るプレイヤーを見てから決めるからです。卓に参加するプレイヤーは、同卓するプレイヤー面子も見ています。
特にプレイヤー２人のセッションとなる場合、一日対面のプレイヤーと向き合わなければならなくなります。自然と卓に対する視線は厳しくなる事でしょう。
睨めっこしてたら結局様子見のまま誰も来なくて卓不成立、と言う状況も簡単に起こります。
�� セッションの終了予定時刻
これ、あまり気にしていませんでしたが、意外に必要です。俺も数回「この卓、何時に終わります？」って聞かれた事があります。今まで軽視していましたが、気をつけよう。
セッション終了予定時刻なんか判るかよ、って思うかもしれませんがシナリオを把握していればそんな事もないです。（ただし、初心者ＧＭは除く）
例えば１７：００を回るのかを考えてみましょう。この界隈は大体１３：００からセッション開始となります。１７：００に終了するならプレイ時間は４時間。
それを越えるセッションなら、どれだけ超過するのか？ から考えてみよう。
４時間もかからないと考えるなら、３時間？ ２時間？ と時間を削ってみて終了時刻をざっくり想定してみる。そうする事で予想プレイ時間は絞られてくると思います。
これを宣言しおく事で、プレイヤー側にも「どれだけセッション外の雑談が出来るのか」「ロールプレイにどれだけ費やせるか」等を意識させる事が出来ます。
この時、「短時間で終わる」のような具体的な時間を告げないのはＮＧです。
「短時間」って感覚は個人によって変わります。３０分と思う人もいるし、短時間の「セッション」だからと２時間半くらいを想定しているかもしれません。
「１時間程のミニシナリオを成長作業を挟みながら３本ほど遊んで、最終シナリオに行くミニキャンペーンを想定しています。終了予定は１８時です」
こう告げておけば、「シナリオ×３＋最終シナリオ１時間＝４時間。プレイ時間５時間だから休憩＆成長作業で１時間しかないな。テキパキ遊ぼう」と思いますよね。
まずは終了時刻を意識させる、ここが重要です。
�� 初心者対応の有無
自分は初心者対応を「何人まで」出来るのか。１人くらいなら何とでもなりそうですが、卓にきた人全員が初心者であった場合、君は本当に大丈夫？
……ん？ 「全員初心者」なら逆に大丈夫か。失敗してもわかりゃしねぇしｗｗｗ
来卓した方がシステム初心者なのか、ＴＲＰＧ初心者なのか、と言う事でも受け入れ態勢が変わってきます。
自分は果たして今回遊ぶシステムで、どこまで初心者対応が出来るのか？ やってみなきゃ判んない所もありますが、一度は自分の限界を想定しておくべきだと思います。
�� セッションの雰囲気
プレゼンは今書いているこの文章の順番に言っていきます。システムやシナリオの説明は最初の方に。募集人数やプレイ時間なんかは後回しになる訳ですが、そこら辺を話していると最初に言ったシナリオ概要の印象が薄れてきます。
なので、最後にセッションの雰囲気、例えばコメディなのか、シリアスなのか。鬱シナリオなのか、お花畑シナリオなのか。そういう雰囲気を伝える事で、最初に説明したシナリオを思い出させる効果があります。なので、セッションの雰囲気の説明は最後の方に。
�� 備考
シナリオに直接関係はないけど、言っておかなければならない事を手短に。「このシナリオは完成まで３年を要しました。気合が入ったシナリオです」とか……いや、こんな事言ったら逆に人はこねぇな（笑）
今日は楽しいセッションにしましょう、なんて一言添える位でも良いですね。
とまあ、以上がプレゼンのテンプレだと思うのですが、どうでしょう。
「コレが必要だよ」、ってのがあれば教えて欲しいです。
で、日曜日のwith.で艦これＲＰＧを立てるつもりなんですが、このテンプレを元にプレゼン文章を作成してみようと思います。良かったらプレゼンの感想も聞かせて貰えれば幸いです♪
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