キャラクター名:鷹柳 一(タカリュウ ハジメ)
種族:人間/竜王(タイプ/戦士) 種族特徴:竜の血脈
表の職業:高校生 特徴:持久力
組織:聖堂騎士団
年齢:16歳 性別:男 身長:155cm 体重:55kg
瞳の色:黒 肌の色:黄 髪の色:黒
経緯:生来から
霊紋位置:右手甲
霊紋形状:鉤爪
目的:世界平和
コネクション:テレサ・カラス(親愛)
称号:ゴッドハンドB/ディバイントーカーA(系統:戦闘)
【主能力値】
体力/5 敏捷/6 知性/1 精神/3 幸運/2
【装備アイテム】
・剛柔手袋<巨大化機能(攻撃範囲化)付与>
・強化礼装
・霊威シューズ
【戦闘値】
命中/8 回避/7 発動/1 抵抗/3 看破/2
物D/13 魔D/1 行動/14 生命力/49 装甲/2 結界/0
【タレント】
▲混じり神
▲竜脈破
※化勁
※秘伝の真言
1連なる言霊
1合気
【解説】
秘伝の真言→竜脈破→連なる言霊で1Rに2回攻撃を叩きこむ事を目的にしたキャラクターです。範囲攻撃は戦闘中1回で事足りるかな、と判断し、武装システムの追加効果で済まそうと言う事になりました。
そして回避に成功したら化勁での追加攻撃もワンチャン狙える仕様! 手数で勝負するキャラクターです。(メモ:必要霊力=6・3・奇・奇)
【設定】
鷹柳一は人間ではない。
彼の出自を語るには多少の紙幅が必要である。
元々は竜であった。それも古代から生き延びてきた古龍である。
その力は強力にして無比。何者をも寄せ付けない存在として君臨してきた。
好きな時に喰らい、好きな時に眠り、好きな時に暴れてきた。やがてその地方は荒ぶる暴君が住まう地、不浄の領域として知られるようになる。
竜はある時、一人の男に出会う。力を持たない卑小な人間。男は言った。「お前はなぜ生きているのか?」と。
竜はそのような事を考えた事も無い。問い返す。生きている事に理由はあるのか? 生きとし生ける者は生きる為に生きているではないか。
そうではない。そうではないのだ、竜よ。
静かに答える彼は強き瞳で竜を見据えて高らかに謳った。
竜は彼の瞳の奥に映る狂気と意志と思想に興味を持った。彼の操る言葉に感銘を受けた。
竜は彼の「生」を見てみたいと思った。
その申し出を彼は快く受け入れた。竜はその返礼として自らの真名を彼に教えた。
竜の名はベイヤード。
不死の竜にして、その背に乗せた者を万敵から守護する真名である。
竜は彼に付き従い、彼に感化され、彼に寄り添い、見届ける。先に死んでいくのはちっぽけな人間の方だ。だが彼の教えは竜に根付く。そして別れの時がやって来た時、竜は彼の名を受け継ぐ事になる。
「ゲオルギウス」
それが竜殺し、聖ゲオルギウスの伝説の真実である。
師であり友であったゲオルギウスの遺志を引き継いだ竜は人々の「生」を護るため、以来、世界の怪異と対峙する事になる。
では、鷹柳一とは何者なのか?
それは16年前にさかのぼる。あの忌まわしい夜。
煉獄の夜に起きた混乱はベイヤードにも災禍を運ぶ。当時、日本でアラミタマ討伐に召喚されていたベイヤードはそこで連合したアラミタマの襲撃を受け、深手を負った。
不死であるベイヤードではあるが、肉体の損傷が激しく、完治に長い年月を要すると察するや、ベイヤードは肉体を捨てた。そして竜は近くで妊娠していた女の体内に潜み、再起を図る事にしたのだ。
ベイヤードは、鷹柳家の長男として新たな生を紡ぐ事になった。
竜としての膂力、そして師から受け継いだ言の葉を駆使し、鷹柳一はアラミタマを狩る事をその任として生を受けたと言っても良い。
だが、ベイヤードは思う。
鷹柳一とは何者なのか?
我がこの子の身に宿らなかったら、鷹柳一の生はどうなっていたのだ?
あの夜は異常だった。煉獄の夜をきっかけにし、アラミタマの禍は増えるだろう。ゆっくり回復に時間を掛けている暇はなかった。その判断は正しい。
だが。
ベイヤードは自問する。
その答えはまだ、ない。
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