パ〇ゲェ批評「もっと姉、ちゃんとしようよっ！」

またしてもパソゲーをプレイしました。
キャンディソフトより発売の「もっと姉、ちゃんとしようよっ！」です。
タイトルから想像できる通り、あのシリーズの続編のようです。

今回、ぼくは絵師のすめらぎ琥珀に惹かれて買いました。なので前シリーズはまったくプレイしていません。
（ただし、ニコ動のノベマスパロディはしっかり見てました）

大好きな絵師の作品ということで、かなりわくわくしながらプレイしたんですが・・・正直、期待していたのとかなり違うイメージのゲームでした。
なんでかな、と思ったら、どうやら前シリーズまでと今作ではシナリオライターが別人のようです。
それもう続編って言わないんじゃなかろうか・・・

「ストーリーについて」
主人公は５人の姉を持つ少年。ただし養子で、姉やその両親とは血が繋がっていない。
養母が病死したことを自分のせいだと思い込んでいた主人公は、中学校三年間を実家から遠く離れた北海道で過ごす。しかし養父が病気で倒れたこともあり、勇気を出して姉たちのいる故郷へと戻ってきた。
地元での高校生活がスタートするが、姉たちとはどこか距離のある生活が続くのだが・・・

という流れ。
キャラ別のストーリー自体を見れば、そんなに悪くないとは思います。
ただ、主人公が基本的に「他人の目や気持ちを考えすぎて臆病になっている」ので、プレイしていて、息苦しいというか、重苦しい雰囲気がずっと続くんですよね。
シリーズのイメージとして、もっとドタバタギャグとか、甘えまくり生活とかハーレム生活とか、そんなのをイメージしてたんですが、ストーリーも恋愛模様も「重い」ので、かなりギャップがありました。
基本的に主人公はウジウジ悩むので、ストーリー後の爽快感とかもあんまりない感じ。
それでも、破綻していたり、つまらない、と言い切るほどではないので、及第点はあげてもいいと思ってます。

「キャラクターについて」
それぞれ個性があって面白かったです。
個人的には四女の鈴音が、非常に個性的で好きでしたね。
ただ長女の楓香のエ〇シーンが少なかったのには納得いかないですが！

それと、姉５人のほかに、ヒロインが４人います。あわせて９人。
いちおう、クローディア以外の３人は「隣の家の姉」という間接姉なんですけど・・・
こんなに数を増やすくらいなら、姉５人に絞って、カップルになったあとのイチャイチャとかラブラブとかをもっと楽しませてくれたらよかったのに、と切に思います。
やっぱりこのタイトルなのだから、プレイヤーとしてはそこを期待する・・・と思うんですけどねぇ。違うのかしら。

あとどうでもいいけど父の声優がわかもとのりお。

「ゲームシステムについて」
読みゲーです。以上。

「総評」
いちおう全ルートをクリアしました。
が、返す返すも、主人公の臆病さというか、ウジウジ加減がどうにも馴染めない感じでした。
おとなしく前シリーズをプレイしとけってことですかねｗ