皆様、こんばんは。また台風が日本列島に近づいています。気象情報にお気をつけください。
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木星衛星「エウロパ」表面に水分の噴出、NASAが証拠発見! 地球外生命体探査へ期待高まる(NASA)
さて、今週最も騒がれた科学ニュースです。木星の衛星エウロパは、その表面が氷で覆われていて、地表の亀裂などの分布の状況から、氷の下は液体の海だろうという予測が行われていました。液体の海があると言うことは、光はないながらも適度な温度はある可能性が高く、そのことから、地球外生命の存在が期待されてきました。しかし、それを確認するためには、いったんエウロパに着陸して、氷に穴を開けなければ、と思われてきました。今回の発見は、着陸しなくても液体の海の存在が確認できたこと、氷に穴を開けなくとも噴出口の近く、噴き出した水がまたエウロパの引力で降りてくるところのあたりに着陸できれば、生物の存在が確認できるだろうことがわかったことだけでも大発見と言えると思います。しかし、この噴水の高さ、実に200kmだそうです。想像を絶します。
NASAの該当HPは
こちら。
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最大級の恐竜足跡=1メートル超、ゴビ砂漠で発見(岡山理大)
岡山理科大学とモンゴル科学アカデミーの研究チームは、ゴビ砂漠での調査で、チタノサウルス類の一種と考えられる大型草食恐竜の足跡(長さ約106cm)と、大型肉食恐竜の足跡を発見したと発表しました。記事の写真を見ると、確かに大きな足跡です。以前、このような大型草食恐竜は、水辺で体を半分水に沈めた状況でないと足が体を支えきれず、歩けないのではなかったか、と言う説を読んだことがありますが、これだけはっきりした足跡があったと言うことは、普通に地上をのし歩いていたことになると思います。どんな風に歩いていたのでしょう。ちょっと不思議な気がします。
岡山理科大学のニュースリリースは
こちら。
では、今週はこの辺で。
来週はノーベル科学3賞の発表があります。ちょっと期待してしまいます。
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