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2016年09月25日22:51

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てきとうプレイレポ コード:レイヤード『Calamity Break』

 先日、2回目の『コード:レイヤード』を遊んで参りました。ありがたいことに今回もPLをさせていただきました。
 さらに先日の1回目は付属1本目、チーム導入でダンジョン踏破、デカブツ倒してヒャッハー!! コード関連の寝言特盛り!! という感じのセッションでしたが、今回は付属2本目。「PC個別導入」「ドラマ性を重視」など、1本目とはまた異なる色合いのシナリオでありました。

■コード:レイヤード『Calamity Break』

 GMはコバヤシさん。初プレイかつ初GMの中、シナリオを読み込み、カッツェメンバーの満足度が更に上がるように一部改訂してくれた上、PCの設定に合わせたアドリブを展開して、セッションを滅茶苦茶盛り上げてくれました。感謝!!

 そして謎の大規模アルケオン・ゲイン(勝手な造語)を感知し、研究所に向かった調査チームの面々は以下の5人だ。

▼“コードC”"蒔苗ユウ(まきな・−) 16歳女性
コード:名も無き剣豪
クラス:ブレイカー/アームズ
 ぴっかぴかの新米レイヤード。「普通の自分」から脱却し「特別な自分」になることに期待を抱いていたが見事名無しのコモンコードを引き当ててしまい、それでもやるべきことをやろうと邁進する直情普通怪獣。「私らの限界をお前が決めるな!!」と啖呵を切れるほどの真っ直ぐ力を持つ。そしてその本気の一撃は、一瞬だけあらゆるレイヤードっていうかクイスタの宮本武蔵を凌駕する可能性を秘めている。
 PLはシェンツさん。

▼“99バレット”徳永マコ(とくなが・−) 29歳女性
コード:ビリー・ザ・キッド
クラス:チェッカー/シャドウ
 夫の形見のコードフォルダである拳銃を手に、夫を殺害したエンフォーサーを探す妙齢のガンスリンガー。普段は私立探偵ムーブを取るハードボイルドウーマン。ベクターやエンフォーサーに対する火花のような憎悪と、ベテランらしい鋼の冷静沈着さを併せ持つ使い込まれた拳銃のような女。
 PLはよねちょさん。

▼倉無リディル(くらなし・−) 25歳女性
コード:ファーヴニル
クラス:サポーター/センチネル
 大商人の家に生まれ、ベクターによって全てを奪われるも、世界に対する全ての負債をバベルから取り立てるため「強欲」の波長が一致したファーヴニルのコードに目覚めた銭ゲバ。金で買える最大多数の最大幸福を全部買い込むのが夢。
 PLは田中。

▼睦見ミミ(むつみ・−) 16歳女性
コード:六耳狒猴(データ:孫悟空)
クラス:ブレイカー=センチネル
 事故に遭い、レイヤードとなることで一命を取り留めた少女。人類資産であるコードが個人の延命に使われたことによる罪悪感から、孫悟空のコードは「ニセモノ」六耳獼猴として発現。献身的で他人の守護に執着する一面を持つ。
 PLは新米さん。

▼雁党アンジェリーナ(がんどう・−) 30歳女性
コード:カーミラ(データ:ドラキュラ)
クラス:チェッカー/ヴェール
 名家に生まれ、コードの力を操り、財も力も手に入れている軽妙洒脱な女。芸術蒐集を趣味とし、『大侵攻』以前の美術品、特に紙の本の蒐集に力を入れている。危なっかしいところのあるミミに、時に厳しく、時に柔らかくフォローを入れ導いたり導かなかったりする良き相棒。
 PLは二次元さん。


 実際のプレイで実感したのは、個別導入が齎す「これからドラマすっぞ」というモチベーションつくりの高さでした。というのも、付属1本目をプレイしたときは「ロールプレイ」は余り行わず、「コードがらみの寝言」が発言の殆どを占めていたからです(当然それも滅茶苦茶楽しかったです)。しかし、今回は逆にコードがらみの寝言は殆ど現れず、ロールプレイ重視のプレイスタイルとなりました。この2本が、同時に収録されていることの意味合いはとても大きく感じられました。どちらのプレイスタイルも味わうことができるからです。

 シナリオ自体も、解りやすくオーソドックスな形式でありながら、「公式パーソナリティが、クレイドルに来ることになった経緯」を描くという側面もあり、この辺は「公式シナリオの結果が次のサプリメントなどに繋がる」ことが多かったN◎VAで慣らした、デザイナーのからすば先生の鋭いセンスを感じました。「探索」→「戦闘」の流れ自体は変わらないのに、ダンジョンハックの印象が強かった1本目と違って、ミッション達成のための途中経過感を感じましたね。モチベーション・プレイ満足度ともに高いとてもいいシナリオでした。

 プレイング面ではユウちゃん(終わりのセラフ風)の可能性の獣ぶりあり、マコのハードボイルドあり、ミミの微かだけど確かな前進あり(「偽者の証である6つの耳が1つ減る」ことで視覚的にコンプレックスが薄らいだことを示す演出が見事でした)、アンジェリーナの「芸術に造詣が深い」というキャラ立てが楽師の顔を持つエンフォーサーのキャラ性とかみ合った結果楽しい遣り取りになる一面あり、と大満足のプレイ時間でありました(僕のキャラがミドルで一回死んだことは隠蔽する方向)。

 というわけで、『コード:レイヤード』はドラマもガンガンいける!ということを実証してもらいました。また遊びたいです! GMもしてみたい!

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