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2016年09月24日21:52

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なぜフランス人は「イスラム水着」を嫌うのか<またもや『カエアンの聖衣』を思い出すが

ブルキニとは?【画像】禁止の理由は?ムスリム以外から注文増加!

2016年8月19日 [生活]



ブルキニとは、イスラム教徒女性用の水着で、「ブルカ」と「ビキニ」から成る造語なんだそうです。

ブルキニは、レバノン系オーストラリア人である女性デザイナーAheda Zanette(アヘダ・ザネットー)(48)が考案した物で、手足の先と顔のみが露出する、体に密着しないデザインで、世界中のイスラム教信者の女性の間に広まっているそうな!

ところが、あろうことか、フランスのニースなどの約30の自治体で、公共のビーチでのブルキニ着用を禁止する法案が可決され、違反者には罰金などが科されることに。

実際、4人の警官が、ビーチにいる女性が着ているブルキニを強制的に脱がせている写真が出回り、これは人権侵害ではないかと、世界中で批判や議論が巻き起こっています。

まさに、どっちが犯罪ですか?と言いたくなる写真で、非常に憤りを感じます。

目次 [閉じる]
1 ブルキニとは?イスラム教徒女性用の水着【画像】
2 ブルキニ禁止の理由は?フランスなどで。
3 ブルキニ水着が、ムスリム以外から注文増加!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーーー
http://runrunskip.com/archives/6169



なぜフランス人は「イスラム水着」を嫌うのか テロを受け西側価値観の押し付けが強まった



東洋経済オンライン

イアン・ブルマ

3 時間前


富山市議会の政活費執行率また全国一


殺害された菅野恭平さんと上川傑容疑者が住んでいた社員寮=広島市南区で2016年9月24日午前5時20分、山田尚弘撮影

マツダ社員殺害、金銭トラブル相次ぎ




ブルキニを着て海水浴を楽しむ女性。マルセーユで8月27日撮影(写真: ロイター)コピーライト 東洋経済オンライン ブルキニを着て海水浴を楽しむ女性。マルセーユで8月27日撮影(写真: ロイタ…  
 ほんの一握りのイスラム教徒の女性が頭(顔ではない)と身体の大部分を覆い隠す水着をフランスのビーチで着用したのを機に最近、空騒ぎが起きている。

 「ブルキニ」と呼ばれるこの水着は、2004年にレバノン出身のオーストラリア人女性アヒーダ・ザネッティ氏が、厳しい戒律に縛られたイスラム女性でも公共の場で泳いだり、スポーツをできるようにするため開発した。ザネッティ氏は自身の発明が、国を揺るがす論争につながるとは思いもしなかっただろう。

 騒ぎの発端は、南仏にあるいくつかの自治体の首長が地元ビーチでのブルキニ着用を禁止したことだ。その後すぐ、ニースのビーチで武装した3人の警官が1人の女性にブルキニを脱ぐよう強要している醜悪な写真が世界中の新聞に掲載された。ブルキニ着用禁止法についてはフランス国務院(最高裁判所)が無効との判断を下したにもかかわらず、海浜リゾートの一部では依然有効だ。

票目当ての思惑も

 この論争は終わりそうにない。来年の大統領選での返り咲き出馬を表明しているサルコジ前仏大統領は最近、ブルキニ着用を「挑発的な行為」と語った。サルコジ氏が日和見主義からブルキニ反対を唱えていることは疑いようがない。不人気なマイノリティ排撃を助長する姿勢を示すことで、同様の主張をしている極右の国民戦線のルペン党首から大統領選で票を吸い上げたいのだろう。

 サルコジ氏はブルキニ着用禁止によって、権威主義的なイスラム男性が強要してきた原始的な制約からイスラム女性が真に解放されるのだとわれわれに信じさせたいようだ。

 こうした考え方は、イスラム教には人権に反する要素があるという20世紀末から強まっている風潮を反映している。女性や同性愛者の平等は古代から続く西洋の伝統的な考え方であり、異教徒の偏見から守られるべきだと言わんばかりだ。

 またヴァルス仏首相は、フランス共和国のシンボル「マリアンヌ」に倣って、胸をあらわにするのが同国の自由のシンボルだと発言した。

 ヴァルス氏の歴史観からすれば、公衆の面前でヌードになるのはフランスの伝統であり、自由のシンボルだということになる。完全なフランス人になるには、女性は胸を露出しなければいけないというのだ。

 だが、マリアンヌがフランス共和国のシンボルとなった19世紀、ヌードはギリシャの神々や神話のヒロインを描いた絵画や彫像の形でしか受け入れられなかった。絵に描かれたマリアンヌやビーナスの裸の胸を見つめることは差し支えなかったが、実際の女性は足首の一部を露出することさえ不適切とされていた。

国は服装の自由に立ち入るべからず

 今回の問題は、国家が特定の服装の着脱に関する是非を判断すべきなのかという点にある。フランスでの一般的な考え方は、人はプライベートで何を着ようが自由だが、公共の場では世俗的なルールに従うべきだというものだ。だが最近はこうしたルールがイスラム教徒に対し、より厳格に適用されているようだ。ブルキニを着た女性すべてが潜在的なテロリストだとは考えられないのだが。

 イスラム教徒の女性から、スカーフを頭に巻いたり全身を覆ったりする選択肢を国家が奪う権利があるとの考え方に、私は疑問を呈したい。女性を権威主義から解放する最善の道は、学校やオフィス、そしてビーチで彼女たちが公共の生活を主体的に送れるよう力づけることである。

 国家が共通のルールを強要すれば、当初は意図していなかった弊害につながるおそれがある。共通のアイデンティティに人々を縛りつけようとすれば抵抗も強まる。

 スカーフを頭に巻いたり、あごひげを生やしたり、ボディスーツを着たりすることは、辱められた人がプライドを守る無害な手段になりうる。こうしたプライドや防御性を奪ってしまうと、即座に有害なことが起こりかねないのだ。

(週刊東洋経済9月24日号)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e4%ba%ba%e3%81%af%ef%bd%a2%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e6%b0%b4%e7%9d%80%ef%bd%a3%e3%82%92%e5%ab%8c%e3%81%86%e3%81%ae%e3%81%8b-%e3%83%86%e3%83%ad%e3%82%92%e5%8f%97%e3%81%91%e8%a5%bf%e5%81%b4%e4%be%a1%e5%80%a4%e8%a6%b3%e3%81%ae%e6%8a%bc%e3%81%97%e4%bb%98%e3%81%91%e3%81%8c%e5%bc%b7%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f/ar-BBwzoW1?ocid=SKY2DHP#page=2
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