書店では全然見かけないんで、しょうがないんでポチった『君の名は。』
のサイドストーリー本が尼からようやく届いた。
やはり劇中期間の、キャラクター達の心情や、描かれなかったエピソード等で、
物語を補完してくれてるので、なかなかに良い。
中でもやはり、瀧が三葉として生活を続けていく内に、三葉に対して次第に興味を
持ち始めていく過程、という映画では希薄だった部分が語られているのが良い。
それ以外の他のキャラクターのエピソードで、糸守町の環境、宮水家の巫女と「結び」、
宮水家の過去なんかの物語の背景設定にあたるものなんかもちょろっと補完できるので、
確かにこれを読んでもう一度映画を見に行くのも悪くない。新しい発見があるかも。
ただ、全部が糸守町側の話なので、逆に東京側のお話、三葉in瀧や、奥寺先輩等
東京側の周囲の人物視点のお話なんかも欲しいところ。
あともう1冊出さないかなー
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