シン・ゴジラ　飲み会への道　２　「機動警察パトレイバー　the movie 2」を見ました

「機動警察　パトレイバー２　the movie」を見ました


シン・ゴジラ飲み会への道２


押井　守監督　　　　　松竹

うん、確かに、シン・ゴジラ要素のある（あ、逆ですね、シン・ゴジラが機動警察パトレイバーみたいなんだよね）映画でした。


PKO活動中に武器使用の許可を得られずに襲撃された全滅させられた部隊のただ１人の生き残りであるツゲは・・・というのが冒頭なんですが、これ、映画内というかパトレイバーという漫画のリアリティラインを振り切った題材を主軸に置いているために、おそらくある程度のファン層を置いてきぼりにしたと思います。

当時はどのような評価だったのでしょうか・・・

確かにシン・ゴジラと同じ防衛出動を扱っているんだけど、絵柄もストーリィも前作からかけ離れていて、なかなか飲み込みにくかった、が決して面白くないわけではなく、非常に考えさせられる。

ただ、あまりに展開が早く、さすがに警察組織に責任を擦り付けるのには無理があるし、ちょっとやり過ぎ感は否めない、こういう状況を起こすために考えられたシナリオなんだろうけどね。

この作品も、ラストから作り込まれた感じがしてしまうが、悪い事ではないにしろ、もう少し尺としては必要な気がする、多分映画の尺では難しく、連続ドラマで扱うべきなのではないか？

ただ、正義の戦争と、不正義の平和という一連の会話はスリリングで良かった。

もう攻殻機動隊でやればいいのに！