ここ3年くらい行っているベスト10です。基本的には2019年に日本(劇場、及び未公開でDVD発売)公開作品の中から、私が観た作品を、私の個人的好みで、選びました。毎年新作を月に3本観れるといいな、という所から年間36本をノルマにしていますけれど、今年は
トッド・フィリップス監督 ワーナーブラザーズ大変期待が高い予告だと感じましたし、割合批評家さんたちもアゲ気味だったので、しかもヒース・レジャーを超えるのはいくらなんでも無理だとしても(ヒース・レジャーがJOKERを演じた映画は「ダークナ
今年公開映画の中でも個人的に1番期待値の高い作品だったので、すっごく楽しみにしてましたし、期待値を上げ過ぎないようにしてましたけれど、まぁタランティーノですし否が応にも上がってしまいますね。そんあ私の期待値の斜め上遥か彼方まで面白かった作品
ジョン・ファブロー監督 パラマウント最初にびっくりしたのが、この映画はパラマウント配給なんですよね。MCUが今でこそ凄い会社ですけれど、この当時はスタジオだったんですね。巨大な軍事軍事産業の創始者を父に持ち、ギフテッド的な才能
藤井 道人監督 イオンエンターテイメント歯科医師会の先輩から、オススメして頂いたので吉祥寺アップリンクにて鑑賞してきました。2018年2月、内閣情報調査室に外務省から出向中の杉原(松坂桃李)は、妻が身重でもうすぐ家族が増える20代後
北村 紗衣著 書肆侃侃房ラジオで知った北村紗衣さん、その独特の喋り方、そして圧倒的な知識量!さらに特異な雰囲気も相まって、大変気になっていました。そんなところに新刊のお知らせがあったので、手に取りました。フェミニストについては全然詳
オットー・パサースト監督 Netflixネットフリックスにずっとオススメされていたのですが、なかなか何シーズンも続くシリーズを観る時間が無いな、と思い手を出さなかったのですが、1シーズンが3話、2シーズンが4話と知って手を出しました。
綿矢 りさ著 新潮文庫映画「勝手にふるえてろ」の原作者、しかもかなり売れている作家さん、という事で手に取りました。基本的には気になった作家さんは処女作を読んで、その後追いかけるのか?を決めるのですが、たまたまその作品が無く、手に
高橋 ヨシキ著 スモール出版NHKラジオで放送されている高橋ヨシキさんの映画レビューに加筆修正されたモノで、さらに、ディストピア映画を集めたものです。ディストピア映画は、ある種の近未来SFとも相まって、個人的に大好物のジャンルで
辻田 真佐憲著 幻冬舎新書辻田さんは近現代史研究者でありますが、とても楽しく、できるだけフラットに語ってくれる語り口が素晴らしく、それでいて丁寧です。データや参考資料や文献も事細かに記載されていますし、だからこそ原典を当たろうとする
ミキ・デザキ監督 東風ドキュメンタリー映画ってそもそも、いいように編集で出来るので、事実を捕えているかどうか?も不明な上に、印象操作する事の出来る形態の映画、という事が出来ると思います。そうでないドキュメンタリー映画監督は私はフ
酒井 順子著 集英社アメリカ映画でも、日本映画でも、最上級に善き事とされている『家族』について、『負け犬の遠吠え』の著者酒井順子さんが綴ったエッセイです。いつものごとく、大変面白かったです。かなりショッキングな内容でした。ま
村上春樹さんの短編小説「納屋を焼く」を基にした映画を、「シークレット・サンシャイン」のイ・チャンドン監督が撮るなんて、とても不思議な組み合わせだと思います。村上春樹さんの本を揶揄するのは、すっごく簡単な自己承認だと、個人的には感じますけれど