どういう経緯で、どういう想いで、死なせたのか、そして、【解体】したのか、
そんなことは、すっかりわかってしまうことはできない。
想像してみることはできる。
あるいはその想像が、真実からかけ離れているか、真実に迫っているか、
そんなことはわからない。
だけれど、ひとつ、ハッキリしている事実は、
【解体する】
という行為を選択肢、実行した
ということだ。
そのときに、
「ああ、それでも、弟を、弟だった肉体。私が死なせた肉体。そこに、さらに刃物を入れて、解体する、そんなことは、とてもしのびない」
と、思ったのだろうか?
それとも、そんなことを思いはしなかったのだろうか。
思ったうえで、解体したのか
思いもしなかったのか。
どちらであっても、
やはり、
そこには、
「死んだ弟のカラダを、この上また切り刻むなんて、そんなかわいそうなことはできない」
・・・なんて気持ちはなかったか、行為の歯止めにはならなかった、
そういうことだ。
なんで、はどめがかからなかったのか。
うっかりしなせたから、錯乱して解体しても仕方ない。
んなわきゃ、ない。
それなら、解体なんて、もっと当たり前にしょっちゅう起きますがなw
解体なんて、特に、肉親の解体なんて、
普通は、できないよ。
普通の神経じゃできないし、
普通の神経じゃ、「そういうコトもありうる」なんて、わかった風な言葉、そんな発想さえ出てこない。
ワタシ、コレ、そんなにひどいことを言っているとは思わない。
もし、
「全く縁もゆかりも無い、人の死体」
があって、
「ソレを処分するタスク」があって、
「ソレを切り刻んでも罰せられない」
として、
まぁ、あなたが、「人体解体のプロではない」として、
あなた、人の体を刃物でばらすことができる、と思ってますか?
できちゃいけない。
それが、人としての歯止めだと思うよ。
■「弟と口論、刃物で死なせた」容疑者が供述 千葉
(朝日新聞デジタル - 09月14日 18:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4193435
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