日米両政府は1日、外務・防衛当局者による日米合同委員会を東京都内で開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機MV22オスプレイの訓練について、沖縄県外・国外での分散実施を推進することで合意した。まず、9月中旬予定の訓練をグアムで行う。
オスプレイ訓練の一部移転は、沖縄の基地負担軽減に向けた取り組みの一環で、日本政府が要望していた。移転に伴う経費は日本側の負担となる。日本政府は、負担軽減を着実に進めることで、沖縄県が反対する普天間飛行場の名護市辺野古移設に理解を得たい考えだ。
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