mixiユーザー(id:2040115)

2016年09月05日10:17

264 view

おだつ。

マメシバ@北海道生まれです。

さてわたくしマメシバ、ユルい性格をしておりますが
ひどく厳しく育てられた人です。
母親との思い出なんて、叱られたことしか覚えてないくらい。
んで、叱られた中で一番覚えていることばが、これ。
「おだつんでない」


例えばプレゼントをもらって心が浮き立った時
例えば親戚が集まって食卓にごちそうが並んだ時
例えば家族でお出かけすると決まった直後

そんな「うわあ〜ハート達(複数ハート)」てテンションが上がりそうになる度に、
「おだつんでない」
とピシッとした声がかかるのです。

またマメシバ母はどうやら、「おだった人」がお嫌いだったようで
該当する人をみては顔をしかめていたのを記憶しています。


おだつ。

後年知りましたが、方言です。
マメシバ家では

調子に乗る
ふざける

のような意味で使っておりました。


マメシバ母は人にも厳しいが自分にも厳しい人で、
言われてみると彼女がおだっているところは確かに見たことがありません。
いま思うと、あれだけ有言実行の人が子供を育てたらそりゃ厳しくなるよね、
とむしろ感心するのですが、子供のころは怖かった。
うれしいことや楽しいことを表に出しちゃいけないのかな、なんてびくびくしていました。


で。
なんでそんな思い出話をつらつらし始めたかっていうと、
最近、友人が立て続けに子供を産みまして。
小さい子に接する機会がにわかに増えたんですね。
で、彼ら彼女らを見ていると思い出すわけです。あの言葉を。
「あー。おだってるなー」てw


のびのび遊ぶ子らを見ると、
うれしい反面胸の奥の方に「おだつんでない」という言葉がちらついて。
ついつい、昔のことを思い出してしまうのでした。



あ、ちなみに「おだつ」が極まるとたいてい高いところから落ちたりすっころんだりして、
「はんかくさいんでないかい」(訳:バカじゃないの)
とこっぴどく怒られる羽目になります。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する