mixiユーザー(id:3687157)

2016年09月04日23:05

281 view

メンタル

ふと、本屋に行って、話題の本を手に取る。
アマゾンのレビューでも少しだけ気になっていたりしたから。
その本は、『鋼のメンタル』(百田尚樹)。

さらさらと中身を見る。
何か目新しいことがあるのかな?と。

内容としては、当たり前のことだったり、普通のことが書かれているだけだった気がする。
拾い読みだから仕方ないし、すごく興味が出れば、買っていたけど・・・。

僕の場合に関する、心の問題は、ネガティブさと内に敵を作ることで乗り越えていた。
ミスすれば、能力のない自分だから、仕方ない、と。
悪いのは自分だ。
そして、極力、顏の表情には出さないように努めた。
もし、自分が評価されるようなことがあっても、それはまやかしで、聞いてはいけないのだ、と。

やっていることは、自分を下に落とすことで、それ以上、自分に落胆することのないように仕立て上げただけ。
だから、元々、つぶれるようなことはないのだから、つぶれようがなかった。

ただ、その副作用は当然あっただろうな。
自尊心とかを失くすわけだから・・・。
もちろん、失くすだけのメリットはあった。
浮き沈みの振れ幅が小さくなること。
だから、悪い状態があっても見て見ぬふりができた。
逆もあって、良い状態があっても、対して喜ばしいとは感じなかった。

感情を抑えるとか、感覚を鈍くするというのが正しいのかもしれない。
感情が敏感だったり、鋭かったりすると、受けるダメージも大きいからな。

物事を考える上でも悪い方を考える。
それを基準にして構えている方が、落ち込むことが少ないから。
悪くならなかったら、そんなこともあるのかと解釈する。

一連の自分の行動に共通するのは、底辺側に基準を持ってきて、いかにそれよりも下に行かないかということを考えた。
だから、ネガティブな発想と思っている。



で、今は、どうか。
基本的なことは変わっていないが、時間・場所を含む人生に変化や転機があったから、底辺に基準を持つという発想を考えなくなった。
少し、普通に戻っただけだろう。

戻っても、過去の記憶は消せないし、残っているから、完全には、性格を変えるのは無理だろうな。
そんなことを思い返したわけだ。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年09月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記

もっと見る