ガープス妖魔夜行不定期キャンペーンの第二話のあらすじを、乏しい記憶を頼りに書き起こして
おこうと思います。（間違っていたらごめんなさい・・・）
＜あらすじ＞
今回新たなネットワークのメンバーを迎え賑やかになるレストラン フォークロア。
（夏休み終了間近 学生さんは宿題に追われてる頃かな・・・）
街では夏休みということもあって、バラ屋敷以外もいくつかの心霊スポットが噂の的になって
いました。
その中の１つの心霊スポットに忍び込んだ人間がお祓いを頼んできたとかで神社の神主さん
は忙しそうです。
また、市の歴史博物館では「のろいとまじない―実は身近なまじないの世界―」という特別展
が開催されています。
（オネェバーの常連さんからそこで働いている送り狼のルーさんが一緒に行こうと誘われました）
顔合わせの食事会から数日後、みんなでフォークロアに行くと（第一話に登場した）犬塚が
店先に簀巻きにされた状態で吊るされていました。
「何事？！」と驚いた面々が店に入ると、知らない女の子に「いらっしゃいませ〜！」と出迎え
られました。
少女の名前は宮尾みこ。どうやら新しく（割と強引に）入ってきたバイト店員のようです。
（犬塚がフォークロアのことを友人に話していたのをたまたま居合わせた彼女が聞いてやって
きたのだとか。）
フォークロアは妖怪以外入れないレストラン（人間が訪れる場合は妖怪の同伴が必要）。
しかし彼女は一人でここを訪れることができたにもかかわらず、妖怪という存在のことすら
知りませんでした。
・・・彼女はいったい何者なのでしょう？妖怪だと自覚していない妖怪なのでしょうか？
フォークロア店長の雪丸に頼まれたこともあって、みこについて探ることになりました。
その翌日、フォークロアの面々はしゃべる黒猫（化け猫）のコタロウと会いました。
彼は昔離れ離れになった妹を捜して各地を点々としているらしく、しばらくこの街に滞在する
ということで挨拶に来たようです。
（来る前に車に轢かれケガをして子どもたちに囲まれたところを先生に回収されてましたが・・・）
なんでも20年ほど前、まだ目も開いていない子猫だった妹を咥えて橋の上を歩いていたところ
事故に遭い、妹は橋の下の川に流されてしまったのだとか。
この街にいる間はお寺を寝床にするつもりだというコタロウ。
お寺に興味があるロトさんたちが送っていくことに。
お寺（有名になった心霊スポットの１つ）に行くと、そこには若い僧侶の幽霊、早雲がいました。
早雲はかつて呪いで人々を苦しめていた将姫（はたひめ）という人物に立ち向かった僧侶の
念から生まれた存在だとのこと。
呪いに苦しむ人を案じる優しい妖怪さんでした。
（後に先生が心を打たれ弟子入りすることに・・・）
夕方、ルーさんと何人かは歴史博物館に。オネェバーの常連さん（コウちゃん）と待ち合わせ
ていたはずが、いたのは前回も登場した田中君。
急遽来れなくなった父親（コウちゃん）の代わりに来てくれたようです。
その後田中君がみこと同じ学校（調理系の専門学校）に通う友人で、以前先生に諫められて
心霊スポットめぐりを止めるまで一緒にあちこち回っていたということが発覚。
回った先の一つ（行った人が霊障に見舞われるといういわくつきの一軒家）でみこが「犬がいた」と言っていたこと、元々一人暮らしをするつもりでバイトを頑張っていた（親と折り合いが悪いら
しい）のが「犬が飼えるところに住みたい」と言い出してますますバイトに明け暮れるようになっていったことを聞き出すことができました。
また、特別展の展示の中に将姫について説明されているものを発見。絵巻物の中には将姫
と思われる人物の横に黒い犬が。
説明書きには黒い犬は呪いの運び手であり、普通の犬とは違うことを示すように体の一部（目）が欠損しているのだとありました。
一方歴史博物館に行かなかったメンバーはフォークロアでバイトに来ていたみこと話をする
ことに。
彼女が心霊スポットで出会った犬は生まれつき目がないようだったこと、お金をためてその
犬を引き取りたいこと、母親に半年前からなぜか怯えられているがどうしてこんなことになった
のか全く見当がつかないことなどを聞き出せました。
みこが引き取りたいと言っていた犬は将姫の犬？
話題になっている心霊スポットの一つに首輪を持った女の幽霊が出るＳ市の病院があるけれ
ど何か関係がある？
将姫のことなら早雲は何か知っているんじゃ？
みんなで相談した結果、犬がいるという一軒家、早雲がいるお寺、幽霊が出るというS市の
病院に2人ずつに分かれて行くことになりました。
犬がいる一軒家に行ったのは先生とルーさん。そこにはずっと帰らぬ主人を待っている目の
ない犬がいました。
（言葉は話せませんがちゃんと相手が言っていることは理解できる賢い子 ボロボロの首輪には“ハナ”という名前が）
彼は主人の言いつけをきいてずっと家を守っていたようです（霊障を受けたのはうっかり物を
壊してしまったりわざと家を壊そうとした連中だった模様）。
お寺に行ったのは鵺さんとロトさん。
お寺では外から帰ってきた早雲さんと会うことができました。
話を聞くと、Ｓ市にある病院で将姫の子孫である女性が亡くなり、死の間際に持っていた犬の
首輪を依代に幽霊となって留まっているとのこと。
早雲さんは時折病院を訪れてはその幽霊と対話しようと試みているらしいのですが、
「帰りたい、帰らなきゃ」と言うばかりで話ができないのだとか。
噂の病院に行ったのは大トラのことりさんと新しくフォークロアに入ったくくるさん
（＋運転手および人払い要員の雪丸）。
将姫の子孫だという血塗れの幽霊（ハナの飼い主）は本当に「帰りたい、帰らなきゃ」しか言わ
ず話ができません。
なので本体である首輪を手に取って連れて行くことにしました。
（２ｍ以上本体から離れられないのか幽霊は大人しく憑いて？きました）
全員ハナの家に集まり、飼い主と犬の感動の再会・・・のはずが、どうも幽霊の様子がおかしい。
どうやら帰りたいという気持ちだけで存在していた幽霊なのに、本当に帰れてしまったため困惑
してしまっている様子。
しかしこのままではハナはここを離れられず、もしここが取り壊されるようなことがあれば大惨事は避けられません。
しばらく話し合っていると、フォークロアの何人かでここを買い取ってシェアハウスにしようという案が急浮上。
（GM、予想外です・・・！）
事故物件ということもあって安く手に入れることに成功しました。
また、ハナの飼い主の幽霊の中に残っていたバラバラになった記憶を記憶操作で整理することにも成功。
こうして妖怪シェアハウス（犬・幽霊付き）が誕生したのでした。
残る問題はみことコタロウのこと。
コタロウの話とみこの母親の記憶の断片（ロトさんと先生が突撃☆家庭訪問をした結果見ることに成功した）をつなぎ合わせると
みこがコタロウの妹ということで間違いなさそうです。問題は、みこが自分が妖怪だということを
受け入れることができるかどうか・・・。
結局、みこを呼び出して彼女に自分が妖怪であるということを自覚させることに。
人間変身を解いて妖怪の姿を露わにし、妖怪という存在の真実を告げるPC。
みこはショックのあまりパニックに。（堪えられるか判定してみたけど１足りなかった！）
ショックで妖怪化した自分の姿にさらに半狂乱になったみことPCで戦闘になりました。
戦闘終了後、「私は人間じゃなかったの？」と呆然とするみこ。
そんなみこのそばに近寄ったコタロウは「ごめんな・・・」と言ってボロボロ泣くのでした。
（自分のせいで事故に遭ったんだとずっと悔やんでいたらしい）
なんとか妖怪について受け入れることができたみこ。
みんなでフォークロアに帰ると、そこにはたくさんの妖怪のお客さん（人間変身なし）が。
手荒い妖怪の洗礼に、みこの悲鳴が響くのでした・・・。
＜登場した主要NPC＞
宮尾みこ（ミーコ）：自分が妖怪だということを知らずに暮らしていた三毛の化け猫。
目もまだ開かない子猫の頃に事故で川に落ち、流れ着いた先で子どもを
亡くしたばかりの女性に拾われ実の子どもとして育てられた。
宮尾あや：みこの母親。河原で拾ったみこを死んだ我が子の代わりにして
（実子だと思い込んだまま）育てていた。
しかし半年前のニュースで埋めた実子の遺体が発見されたことを知りパニックに。
結果それまでずっと仲良く暮らしていたみこを無意識に怖がって避けるようになって
しまう。
今は宇宙人のロトさんの記憶操作により元の仲良し母子に戻っている。
（記憶操作最強！）
猫山小太郎（コタロウ）：20年近く妹を捜して各地を点々としていた黒の化け猫。
悪いことが起これば必ず自分の身に降りかかるという不幸体質。
今はN市に留まり妹の幸せをこっそり見守っている。
ハナ：かつて将姫が使っていた呪いの運び手。将姫の子孫である女性のもとで普通の犬っぽく
暮らしていたが、飼い主が出先で事故に遭いそのまま亡くなってしまったため帰らぬ主人
をひたすら待ち続けることになってしまっていた。
今は幽霊になって戻ってきた飼い主と家を買い取ったフォークロアのメンバーとで暮らして
いる。
早雲：かつて将姫と戦った修行僧の幽霊（平安生まれ）。
ハナの呪い（妖術：病気）を受けた人を偶然見つけ助けた。
＜おまけ＞
田中君：もはや不幸の代名詞となった調理系専門学校の学生さん。
みことは同じ学校の友達。
オカルト好き。実はバラ屋敷の前に黒い犬の家にも行っていた。
田中パパ：通称コウちゃん。田中君のお父さんでオネェバーの常連。
進藤：通称シンちゃん。田中パパと仲がいい不動産屋の店長。
不動産屋に来店したオネェバー�癸欧離襦爾気鵑北ノ擦気譽�ネェバーデビューした。
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