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2016年08月31日14:55

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24時間テレビ…障害者目線で考えると?

こんにちは。
園長です。

24時間テレビ、如何だったでしょうか?
ネットを見てみると…

「感動した!」だの「勇気をありがとう!」だの…いろんな声が出ています。

反面、こういう声もよく聞きます。

「偽善テレビをやめろ!」だの「障害者をテレビに出してまで視聴率を取りたいのか!」等の声も聞かれます。

こういうテレビですから、賛否両論、いろんな意見が混じっているとは思いますけど、今、自分に置かれている立場で物事を考えた時、果たしてどっちの意見に耳を傾けるのか…ちょっと考えてみたいと思う。

今、自分は障害者になって4年目になります。
俺を知ってる者や、これから知ろうとしている者も覚えておいてくださいね(笑)

障害者といってもいろんなタイプがあるんですが、大きくわけて「知的障害」「精神障害」「身体障害」にわかれる。
俺の場合は「身体障害」になっている。
見た目にわかりづらいのが「精神障害」です。これも程度があるのですが、わかりづらいかなぁ…まぁ、この点は置いておいて…

24時間テレビでやってるものといえば、身体障害がメインです。あとダウン症なんかも出ています。
ただ、ダウン症とかでも軽度の子しか出していません。
この点は寝たきりの子を除いて、軽度の子ならば、テレビのタレント達もやりやすくなるんじゃないかなって思うわけです。

テレビの場で障害者の子が暴れて、タレント達に怪我とかさせたりしてはいけないでしょ?
だから小さい子とか、寝たきりの子がメインとなっているわけです。
ダンスなんかやいろいろな場でよく踊ったりしてますよね。
例えば、オリエンタルラジオがダウン症の子達と踊ったり、耳の聞こえない子達がNewsのメンバーと踊ったり…

では、大人であるはずの我々はどうでしょうかね?

………

無理かw

そりゃ無理ですよね!もういろんな事勉強してるから、24時間テレビなんかに騙されはせんぞ!という人達が出てきそうです(汗)

それはそうと、こういう話しをご存知でしょうか?
2014年12月に亡くなったコメディアン兼ジャーナリストのStella Young(ステラ・ヤング)氏…(以下「ヤング氏」という)
この方女性です。
従来の「気の毒な障害者」という枠を破った率直な発言で人気を集めました。健常者の感動を呼ぶために障害者を取り上げる風潮を批判し、障害者問題に対する社会の理解を求めました。(一応コピペです)

この方の文を読んで「う〜ん…」と妙な納得をしたものです。
ようするに「感動ポルノ」という言葉です。
この意味はURLをクリックして、是非とも読んで下さい。

http://logmi.jp/34434

最後の言葉が私に感動を与えました。

「障害そのものは、何も特別なことではありません。でもあなたの障害に対する意識について考えることは、あなたを特別な存在にします。」

俺もそう言えるような人物になってみたいです。

話しを戻して24時間テレビの件ですが、俺の結論から述べてみたいと思います。

「大人のキレイ事を並べたくって、いいように解釈するのに疲れました。でもこういう番組は必要としてる人には必要であり、チャリティーをもっと必要としてるのは多いのは確かです。24時間も必要なのかどうかは知らないけれど、チャリティーに参加してる芸能人なんかも無料奉仕かなんかして欲しいものです。」

と、こういう風にまとめました。

やっぱり俺は中途半端な身体障害者ですね…(いろんな意味でね)

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