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2016年08月30日22:24

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磁性流体は、1960年代の初めに「宇宙空間の無重力状態の中で、宇宙船内部の液体燃料を送るにはどうすればよいか」というNASAのスペースプログラムのなかで開発された液体材料>

惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

磁性流体

2016-08-30 20:40:49 | アート・文化



 台風10号は関東の東の海上を北上し、岩手県に上陸。我が家のあたりでは、ほとんど影響がありませんでした。
 朝がたの雨を警戒していたのですが、時おり目を覚まし、耳を澄ましてみても、風の音すらせず、かえって不気味に感じたほどでした。

 夕方、まだ通り雨の残るお天気の中を歩いて、市の文化会館へ。
 1階展示室で開かれている「児玉幸子――磁性流体彫刻とメディアアートのデザイン」展を見ました。

 磁性流体とは、磁力に反応する液体のこと。極めて微小な金属粒を水や油などに混ぜ込んだもののようです。
 児玉さんの動く立体彫刻は、電磁石による磁力の強弱によって、この磁性流体を変動させ、形の変化を見せる仕組みになっています。
 液体が滑らかに動きながらいつの間にか固体となって鋭い刺や塔を形成したかと思えば、逆にあっというまに流れ落ちる。まるで生命のあるもののような動きを見せます。

 じっと眺めていて、スタニスラフ・レムなら異星の生命体としてこのような存在をうまく描写できるのではないかと考えました。『ソラリス』や『砂漠の惑星』に登場する「生きもの」に通じるような異質な生命体のような彫刻。ユーチューブでその一端を見ることができます。
 他にも、インタラクティブな色の変化を楽しむ彫刻があったりして、とても面白い。9月19日まで開かれています(入場無料)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://blog.goo.ne.jp/nukunukuonthedull/e/d5a4e289e0700fab7f124dfc29dd40d2?fm=rss




磁性流体

製品に関するお問い合わせ

最先端技術の結晶、磁石に反応する液体です。


磁性流体は、1960年代の初めに「宇宙空間の無重力状態の中で、宇宙船内部の液体燃料を送るにはどうすればよいか」というNASAのスペースプログラムのなかで開発された液体材料です。
「磁石に反応する液体」という特性を活かして、さまざまな産業用途で活用されています。

磁性流体の画像

構成・成分


磁性微粒子

粒子径が10.0nm(100A)程度の磁性超微粒子(酸化鉄)が使われています。

界面活性剤

粒子表面に界面活性剤を吸着させることで、ベース液体(分散媒)中の粒子は凝集することなく、安定したコロイド溶液(磁性流体)となります。

ベース液体(分散媒)

磁性流体が応用される用途、また使用される環境を考慮し、水、炭化水素系油、エステル系油、フッ素系油などをベース液体(分散媒)として使用しています。




磁性流体の磁気特性(超常磁性とは?)


磁性流体は磁界がゼロの時は磁性のない単なる液体ですが、マグネットなど外部から磁界を作用させることで磁化します。しかし、マグネットを遠ざける(外部磁界を取り除く)と、磁性流体の磁化は再び消滅します。このような磁気的性質を「超常磁性」といいます。磁性流体は、残留磁化およびヒステリシスといった特性を持ちません。
また、磁性流体の磁化は、単位体積あたりの磁性流体中に含有される磁性粒子の量に比例し、外部から印加された磁界によって磁化が飽和した値を飽和磁化値と呼びます。




主な用途

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://www.ferrotec.co.jp/products/magnetism/


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