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2016年08月27日18:37

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2016 富士登山2回目(富士宮口)

今年二度目の富士、台風が北に去ったと一瞬思われた先週金曜日に出掛けてきました。

今回は経験の少ないメンバがいたので前回と同じ富士宮口を選択。宿泊も同じく(翌日の負担が少ない)万年雪山荘にしました。

下界のお天気はまあまあなものの、下から富士山は見えず、五合目に上がっても
深い霧でした。
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(前回と同じような感じですが、霧は濃い目)

しばらく登ると薄日が差し、視界が開けてきました。
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SAで調達したシュウマイ弁当

お弁当の後、ぐんぐん高度を上げます。お天気もぐんぐん良くなって下界もはっきり。
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                             翌日苦しむ宝永山もこのときはお天気

出発から4時間ほどで9合目の万年雪山荘に到着
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9.5合目の胸突山荘と富士宮頂上が直ぐそこに見えます。

今回も団体さんが大勢しましたので早めに夕食を摂ります。
夕食後、少し霧が出てきました。
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上は霧ですが、下は見事な夜景
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と、ここまでは良かったのですが、夜9時を回る頃から強い風に小屋がゴウゴウ吹かれ始めます。団体のガイドさんもお天気が悪くなるようだとの説明をしています。

時折星を見たりしながらうとうとしていると、2時前から団体さんがワサワサと動き始めます。こちらも目が覚めますが、出発には早いので部屋でだらだらします。

既に出発したグループもあったようですが、ガイドさんの「風が強く危険なので登頂中止」の説明も聞こえます。

外に出ると夜半よりは風が収まった感じで、夜景と月も見えるので、着れるものを全部身にまとい、ザックカバーも掛けて3時過ぎに出発することにしました。

ところが、登るにつれ、濡れる感じの霧が濃くなりはじめ、風も強くなります。厚着しているので風がある方が心地よいのですが雨は不快です。

団体が登頂を断念したため、頂上への道中は比較的空いており、日の出時刻前には頂上に到着したのですが、御来光は厚い雲の中となりました。(残念)

雨の頂上なので写真も撮れず、カップ麺をいただき、お守りを購入、ハガキを郵便局から発送後、御殿場口から早めに下山を開始しました。
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ところがこの日は、北に台風が去った後にも新たに台風が発生。富士の東斜面に湿った風が吹き付ける気象条件となっており、顔面を叩く細かい雨粒と風は強くなるばかり。

下れば少しは弱まると思い、急いで6合目まで下ったのですが、ついに、御殿場口と富士宮(宝永山)への分岐を過ぎ、宝永の尾根に出た時点で強風により前進ができなくなりました。(体が小さかったり耐風姿勢が上手く取れないと風に体をとられそうになる感じです)

そのまま前進するグループもいましたが、火口内は落石もあり、危険なため、大きく遠回りして御殿場口へ下山することにし、雨具やザックカバーを固定し直して長い長い下山を開始しました。

御殿場口は崖や落石、強風で飛ばされるなどの危険は少ないのですが、距離が半端なくあり、メンバには悪い事をしたな、などと考えながらの下山となりました。


到着後は立ち寄り湯で汗を流し、順調に帰宅したのですが、東京方面もあちこちで雷雨となっていて、やはり梅雨明け10日以降の登山は難しいなあ、と痛感しました。
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