シンゴジラ･傷物語II熱血編･魔法使いの嫁前編観てきたよ

■シン・ゴジラ
2回目観てきました。ストーリーが既に分かっているので、細かい部分に気が回るようになりました。特にヤシオリ作戦に関する準備というか伏線的な台詞。ちゃんと自衛隊が新幹線や在来線の無人操縦や爆薬設置に習熟しているという話とか、ね。たしかヤシオリ作戦の名前が決まったとこだと思うのですが、自衛隊駐屯地内の応接室の壁の絵画が、緑の森と青い空の平凡な風景画と思わせてヘリの編隊が描かれているのに気付いて笑いそうになりました。戦車道の戦車画みたいだ！　あとゴジラの履く光線ですが、劇中では『熱線』と言ってますね。本当にアレは何なんだろう？　ゴジラの長い尻尾が、ずーっと動きっぱなしなのも気になる。あれは動かしてないと転倒してしまうのか、それとも空冷のためなのか。もしくは先端の人型のアレに関係するのか……。楽しめたのでもう一回くらい行っておきたい気もします。

■傷物語 II 熱血編
傷物語りの中編です。羽川がずっと猫口に描かれているのが気になりました。猫が払われる前の猫憑きだから？　あとシャフト演出というか物語演出ね、食傷気味です。初期の目新しさが無くなると、画面が見難いだけだなあ。バンパイアハンター３人との対決編なので、アクションシーンが多くて面白くはあったけど。あれだな、どうやらTV版の第1話の原画は使わなさそうだな。後編もちゃんと観よう。そろそろ、だるくて保留にしてた終物語も観るかなー。

■魔法使いの嫁 星待つひと 前編
雰囲気あって、なかなか良かったです。事前に前評判で『短い』『半分はメイキング』というのは知っていたので、そこは気にならなかった。本編の時間は、普通のTVサイズ1話分ですね。エピソードはオリジナルで、時系列的には連載より未来時点のようで、原作未見の人への説明は全くありません。原作を知ってる人が、原作の続きとして観る前提になってるので注意が必要。抑制の効いた演出で、原作の雰囲気を上手く表せていると思います。いよいよ話が動く、というところで今回は終わり、次回中編へ続くようです。原作好きな人は、ぜひ。