今日の出来事：７４５年−唐の楊太真が玄宗皇帝の貴妃（楊貴妃）となる、１８６８年−北越戊辰戦争：大黒村の戦い、１８７０年−束松事件、１９４２年−第二次世界大戦：ディエップの戦い
今日は、唐の楊太真が玄宗皇帝の貴妃（楊貴妃）となるです。世界三大美女の一人・楊貴妃は、姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号で、玄宗皇帝の寵姫です。玄宗皇帝が寵愛し過ぎたため、「安禄山の乱」を引き起こした事で、「傾国の美女」とも呼ばれています。古代中国四大美人（楊貴妃・西施・王昭君・貂蝉）の一人です。また、音楽や舞踊に多大な才能を有していました。蜀出身で、本籍は蒲州・永楽にありました。蜀州司戸の楊玄淡の四女で兄に楊銛、姉に後の韓国夫人、虢国夫人、秦国夫人がいます。玄宗皇帝と武恵妃の間の息子（寿王李瑁、第十八子）の妃となりました。李瑁は武恵妃と宰相・李林甫の後押しにより皇太子に推されましたが、７３７年に武恵妃が死去し、翌年に宦官・高力士の薦めで李璵が皇太子に冊立されました。７４０年、玄宗皇帝に見初められ、長安の東にある温泉宮にて、一時的に女冠となりました（この時の道号を太真という）。これは息子から妻を奪う形になるのを避けるためであり、実質は内縁関係にありました。その後、宮中の太真宮に移り住み、玄宗皇帝の後宮に入って皇后と同じ扱いをうけました。楊玉環は容貌が美しく、唐代で理想とされた豊満な姿態を持ち、音楽・楽曲、歌舞に優れて利発であったため、玄宗皇帝の意にかないました。後宮の人間からは「娘子」と呼ばれました。７４５年、「梅妃」という女性と寵愛を争い、これに勝利し、貴妃に冊立されました。父の楊玄淡は、兵部尚書、母の李氏は、涼国夫人に追贈されました。また、叔父の楊玄珪は、光祿卿、兄の楊銛は殿中少監、従兄の楊�召�駙馬都尉に封じられました。さらに、楊�召聾悉々陳襪琉μ爾任△訛晴攜�主と婚姻を結ぶ事となりました。楊銛、楊�召硲蛙佑了个慮涓箸聾∪�を振るいました。楊一族の依頼への官庁の応対は、詔に対するもののようであり、四方から来る珍物を贈る使者は、門を並ぶほどでした。
次に、北越戊辰戦争：大黒村の戦いです。斉藤篤信指揮の米沢藩兵と長岡藩兵は、大黒村への総攻撃を開始しました。これに対し、新政府軍は大黒村に高田藩、大黒村支陣地の水門陣地に長州藩、支陣地の一ッ屋陣地に富山藩と言う布陣でした。列藩同盟軍は奇襲により、水門陣地と一ッ屋陣地を奪取しました。新政府軍は長州・薩摩・竜岡藩兵らの援軍を次々に投入してきた為、大黒村で新政府軍と米沢藩兵の死闘が繰り広げられました。応援に駆けつけた長州藩「干城隊」六番隊隊長・三浦政三郎が重傷（後に戦傷死）を負いました。相次ぐ援軍により、列藩同盟軍は撤退しました。
その次に、束松事件です。会津藩士・伴百悦は、「戊辰戦争」で萱野右兵衛隊の組頭として越後口で奮戦し、「朱雀隊」寄合二番隊中隊頭を務めました。長岡城陥落後に会津に戻り、籠城戦で活躍しました。国内史上最大の内戦となった「戊辰戦争」での東軍死者は４６８０人、うち会津藩の死者は２５５７人（女１９４人）に上りました。１８６８年１１月６日の鶴ヶ城開城後、１１月１４日に民政局が設置されました。２０００余の会津藩士の遺体は、賊軍という汚名のもとで埋葬する事が許されず、腐乱するがままになっていました。１１月１７日に郭外に放置されている遺体を、阿弥陀寺と長命寺に埋葬するよう命じた「遺体埋葬令」が出されました。しかし、降雪と頻発した一揆のため作業が中断されました。この間に「戦死者一切に対して決して何等の処置をも為すべからず、もしそれを敢て為す者あれば厳罰す」との会津若松での明治新政府通達が出され、会津藩だけでなく新政府軍兵士の遺体も野ざらしにされました。会津若松取締の 町野主水らが、新政府軍務局長で岡山藩の三宮耕庵に働き掛けて、作業を被差別部落の人々により行わせたため「屍を投げ入れること岩石を扱う如し」でありました。そこで藩士達は、作業を丁重にしてくれるよう賎民に頼むと金を要求されました。そして、金を工面しましたが身分の違う賎民との接触が出来ませんでした。そこで「白羽の矢」が立ったのが伴百悦でした。伴百悦は「鷹蕃頭」として、鷹の餌の鳥獣を買い入れるために例外的に賎民と接触が認められていました。「君候の馬前で命を捨てるのも、彼らの中に入籍して斬られるのも精神において変わりのないはず、殉難者のお骨は伴に拾わせて頂きたい」と伴百悦は敢て身分を落として直接作業に当たりました。町野主水は話の通じる三宮耕庵を訪ねて、事情を明かして頼み込みました。その計らいで伴百悦は「埋葬方」に任じられました。こうして、阿弥陀寺に１２８１、長命寺に１４５など１６ヶ所に総数１６３４の遺体が、２ヶ月にわたり埋葬されました。こうして、滝沢村に帰ってきた伴百悦らを待っていたのは、民生局監察方兼断獄・久保村文四郎の嫌がらせでした。埋葬地に付けた墓標等を撤去せよとの厳命が出されたのです。当時、全国的に横行していた偽金偽札造りは、会津藩でも例外ではなく、容疑者を捕らえると久保村文四郎は調べもせずに斬首する圧政者となっていました。その久保村文四郎が、１８６９年に「民生局」の廃止で職を免ぜられ、故郷の越前に帰藩する事になりました。久保村文四郎の出発の日を探り出した伴百悦は、高津仲三郎、井深元治、武田源三らの同志と、束松峠（会津坂下町）で待ち伏せして斬殺しました。その後、越後方面に逃亡し、大安寺村（現・新潟県新津市）の坂口津右衛門のもとに身を寄せました。翌１８７０年７月２０日、伴百悦の潜伏する大安寺村の慶雲庵に村松藩の捕吏が殺到しました。伴百悦は捕吏の一人を板戸越しに刺した後、相手方の怯んだ隙に自刃して果てました。武田源三は捕えられて処刑、井深元治は後に捕えられて獄死、高津仲三郎は後に「思案橋事件」に参加して捕えられて斬首となりました。
最後に、第二次世界大戦：ディエップの戦いです。ディエップの戦いは、連合軍のフランスへの奇襲上陸作戦です。当初、作戦は７月４日以降の好天の日に決行される事となっていましたが、悪天候が続いたため、総指揮官のモントゴメリーは奇襲攻撃の意義が無くなる事を懸念し、中止する意向でした。これに対し、マウントバッテンが決行を主張したため、攻撃は８月に実施される事となりました。さらに、事前のイギリス空軍による爆撃が一般人に対し、被害を与える事が懸念されるとして中止され、空挺部隊による海岸砲台の制圧も天候の不安定を理由に中止され、代わりにコマンド部隊がその任務を実施する事となりました。また、駆逐艦以上の大型艦をイギリス海峡には入れないという、当時のイギリス海軍の方針を覆す事ができず、艦砲射撃による支援も不十分なものとなりました。ところが、作戦決行の２日前に、ロンドンでイギリス軍の某高級将校がパーティの席上でこの作戦の内容を口外してしまいました。情報はすぐにロンドン市内にあるドイツの諜報組織の知るところとなり、本国に伝えられました。ドイツは可能な限りの防備を行い、またこの地域の防御が手薄に見えるように偽装工作を行ないました。８月１９日早朝、６０８６人（５０００人のカナダ軍と１０００人のアメリカ軍とイギリス軍）が作戦を開始しました。ドイツ側は既に迎撃準備を整えており、連合軍を易々と上陸させて、至近距離まで引き付けて攻撃の火蓋を切りました。連合軍は、待ち構えていたドイツ軍の強力な反撃にさらされ、狼狽して作戦の遂行どころでは無くなり、混乱に陥りました。３０両のチャーチル歩兵戦車の揚陸には成功しましたが、２７両がコンクリート壁に阻まれました。上陸した部隊も、満を持したドイツ軍の砲撃・銃撃を受けて大半が戦死傷、または降伏しました。また、錯誤もあって連合軍の軍艦が味方の部隊を砲撃して、さらに被害を増やしました。ドイツ軍は空からも激しい攻撃を加え、連合軍の軍艦は沈没・大破しました。イギリスの戦闘機は劣勢で、上陸軍への有効な援護ができなかったばかりか、ドイツの空軍や対空砲火によって大きな損害を受けました。結局、連合軍は３８９４人の損害を出し、戦果が無いまま撤退しました。帰還できたのは２０００人余りで、ドイツ側の損害はわずか５９１人でした。後の調査により、イギリスの高級将校が作戦を漏らした事が分かりましたが、彼はイギリスの上流階級や有力者に広く交友がありました。そのため名前・所属等は一切秘匿されたままで、処罰もなされませんでした。
今日の誕生日：オービル・ライト（ライト兄弟・弟）、ココ・シャネル、東千代之介、八名信夫、松本幸四郎（９代目）、ビル・クリントン（第４２代アメリカ大統領）、前川清、柴田政人、ジョン・ディーコン（元クイーン）、轟二郎、風間トオル、宅八郎、ヤガミトール（ＢＵＣＫ−ＴＩＣＫ）、Ｍｏｎｄａｙ満ちる、ジョーイ・テンペスト（ヨーロッパ）、立浪和義、長谷川真弓、米倉千尋、吉村夏枝（元Ｌｉｐ’ｓ）、ふかわりょう、山田貴洋（ＡＳＩＡＮ ＫＵＮＧ−ＦＵ ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮ）、小橋賢児、高畑百合子、坂東慧（Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ）、木村沙織、西原亜希
今日の記念日：俳句の日、バイクの日、ハイキューの日
今日の「今日訓」：本日は、「８１９」の語呂合わせで、「俳句の日」、「バイクの日」、「ハイキューの日」となりました。
リオデジャネイロオリンピック情報「レスリングフリースタイル女子５３ｋｇ級で吉田沙保里が銀、レスリングフリースタイル女子６３ｋｇ級で川井梨紗子が金、バドミントン女子ダブルスで高橋礼華、松友美佐紀が金、バドミントン女子シングルスで奥原希望が銅」
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